夏休みでNYに来ています。宿は今回アパートメントホテル。こちらで見つけたチェルシーの部屋は昔住んでいたイーストヴィレッジの部屋に似ていてなんか不思議。暑いけどやっぱりいいなぁ、この街。
ニューヨークでは、いろいろと人に会った。「マンハッタンのKUROSAWA」を書かれた平野さんや、在米15年のコーディネーターNさん(ホント優秀!撮影を考えている日本のスタッフはご紹介しますよ)など、楽しい話を聞かせていただいた。でも今回のスペシャルはなんといっても映画「ミリキタニの猫」の監督リンダ・ハッテンドーフさんとJimmyことミリキタニ氏に会えたこと。
実は映画を見た後そのサイトを見つけ、リンダさんにメールをしたのだ。素晴らしい映画へのお礼と、ニューヨークに行ったら会えるかもね、という挨拶だったのだが、なんと本人から返事が。話はさくさくすすんで、リンダさんのミリキタニ氏への定期訪問に同席させてもらえることに。インディペンデントな映画とはいえ、見た後で監督や出演者に会えるなんてちょっと感銘。
リンダさんは気さくで物腰の柔らかい方で、一方ミリキタニ氏は人の話をあまり聞かずに昔の話や製作中のスクラップのことなどを矢継ぎ早に語ってくれる。足取りはやや不安定だが反骨精神というか生きるガッツは萎えていない。身近にいたら困った爺さんなのだろうけれど、人としての芯の強さみたいなものに触れてちょっと感動した。
ちょっとメールを出したことで、思いも寄らない人と出会える。これはネットのベネフィットでもあり、またニューヨークの面白さでもあるのだろう。ちなみに前述の平野さんとリンダさんは知り合いで(まあ映像関係だからそれほど不思議なことではないけれど)、こんなミックス具合がこの街の魅力のひとつ。リアルSNS、つーか。
話を戻すと、映画にも登場した猫はもちろん健在。もしかすると自分が主と思っているかのような悠然とした佇まいだった。日本からやってきたこのオヤジを、奴はどう思ったのだろうか。
※日本語のサイトはこちら。
実は映画を見た後そのサイトを見つけ、リンダさんにメールをしたのだ。素晴らしい映画へのお礼と、ニューヨークに行ったら会えるかもね、という挨拶だったのだが、なんと本人から返事が。話はさくさくすすんで、リンダさんのミリキタニ氏への定期訪問に同席させてもらえることに。インディペンデントな映画とはいえ、見た後で監督や出演者に会えるなんてちょっと感銘。
リンダさんは気さくで物腰の柔らかい方で、一方ミリキタニ氏は人の話をあまり聞かずに昔の話や製作中のスクラップのことなどを矢継ぎ早に語ってくれる。足取りはやや不安定だが反骨精神というか生きるガッツは萎えていない。身近にいたら困った爺さんなのだろうけれど、人としての芯の強さみたいなものに触れてちょっと感動した。
ちょっとメールを出したことで、思いも寄らない人と出会える。これはネットのベネフィットでもあり、またニューヨークの面白さでもあるのだろう。ちなみに前述の平野さんとリンダさんは知り合いで(まあ映像関係だからそれほど不思議なことではないけれど)、こんなミックス具合がこの街の魅力のひとつ。リアルSNS、つーか。
話を戻すと、映画にも登場した猫はもちろん健在。もしかすると自分が主と思っているかのような悠然とした佇まいだった。日本からやってきたこのオヤジを、奴はどう思ったのだろうか。
※日本語のサイトはこちら。
ニューヨーク・ヌードルタウンで「フィガロとか読んでないで」などど書いた舌の根も乾かないうちに、行ってきました話題のお店。ウエスト・ビレッジのここはちょっとスノッブな客層、それも金融関係というよりちょいクリエイティブ寄りだろうか。ま、見た目じゃわかんないけど。
釜のある場所に店を作ったらしいけれど、確かにどんどん出されるパンの味はなかなか。料理もすこぶる美味し。写真は海老とチョリソーのグリルとマーケットサラダ。他にマッシュルームとジンジャーのブロス(スープ)を頼んだら、日本の丼に入って出てきた。中味もマッシュルーム入り田舎汁みたいな雰囲気。日本の影響なのかなぁ、これも美味だった。
見方によってはニューヨークの人間はミーハーで、「流行ってるらしいから来たよ」って顔がちらほら。でも微笑ましくもある。それが彼らのスタイルだとすると、結果的に郷にいっては郷に従う、という展開となりました。
釜のある場所に店を作ったらしいけれど、確かにどんどん出されるパンの味はなかなか。料理もすこぶる美味し。写真は海老とチョリソーのグリルとマーケットサラダ。他にマッシュルームとジンジャーのブロス(スープ)を頼んだら、日本の丼に入って出てきた。中味もマッシュルーム入り田舎汁みたいな雰囲気。日本の影響なのかなぁ、これも美味だった。
見方によってはニューヨークの人間はミーハーで、「流行ってるらしいから来たよ」って顔がちらほら。でも微笑ましくもある。それが彼らのスタイルだとすると、結果的に郷にいっては郷に従う、という展開となりました。
土曜日から夏休み(夏じゃないけど)で訪れているニューヨーク、今年1月には仕事で来ているとはいえ細々変わっている。たとえば地下鉄のこんな表示。路線の駅がパネルで表示されていてわかりやすい。地下鉄の近代化(?)はここのところ目覚ましくて、Lラインのホームには後続電車があと何分で来る、といった日本的なディスプレイも。相変わらず駅の衛生状態は変わらないけれど、利用者の便を考える方向にシフトしているのが新鮮だった。
まあ以前と比べるとよそ行きな感じがしなくもない、というのは住んでない人間のわがままだろうか。でもときどき表示と運行がが合ってない列車もあって、それはそれでなんかホッとするのでした。
まあ以前と比べるとよそ行きな感じがしなくもない、というのは住んでない人間のわがままだろうか。でもときどき表示と運行がが合ってない列車もあって、それはそれでなんかホッとするのでした。
ブルックリンにある、チーズケーキで有名な老舗のレストラン。ま、トラディショナルなファミレスつーか、かなりツーリスティックな場所ではあるのだけど、それでもいいじゃん、この空気。巷のグルメ合戦をはなれてのんびりできる店ではあります。チーズケーキのこってり加減もよろしいようで。