ニュースで見たのだが、牛丼の(いまは微妙だけど)吉野家が新しいスタイルの店舗を出しているらしい。ゆったりとしたテーブルに子供向けを含む多様なメニュー、そしてゆっくり食事できる落ち着いた雰囲気―「音楽はジャズのかかる店内で」だそうだ。なんかひっかかるんだよな、このフレーズ。
「ジャズのかかる焼き鳥屋」とか「ジャズのかかるラーメン屋」といった表現にときどき出くわすが、なんとなくそこで言おうとされているのは「ひと味違うお洒落な雰囲気でっせ」ということだ。店主がジャズ好きで業種も省みず、というのなら愛嬌だが、最近見聞きするケースはもっと意図的である。BGMでできる差別化。
しかしちょっと浅過ぎないか?ジャズにはほとんど門外漢だけど、マイルス・デイビスの魂やスタン・ゲッツの無茶苦茶な人生は、そんな風に消費されるようにできていない。もちろんゆったり食事をしながら楽しめるタイプの曲だってあるし、それはそれでOKだけど、それをひと括りに「ジャズ」と呼んでしまう安易さがなんとも恥ずかしい。(うちの連れ合いも大疑問を呈していた)この分じゃ「ジャズのかかるサラ金」もそのうち現れるてくるかもしれないなぁ。ともかくご利用は計画的にね。(前も使ったか、このシメ)
「ジャズのかかる焼き鳥屋」とか「ジャズのかかるラーメン屋」といった表現にときどき出くわすが、なんとなくそこで言おうとされているのは「ひと味違うお洒落な雰囲気でっせ」ということだ。店主がジャズ好きで業種も省みず、というのなら愛嬌だが、最近見聞きするケースはもっと意図的である。BGMでできる差別化。
しかしちょっと浅過ぎないか?ジャズにはほとんど門外漢だけど、マイルス・デイビスの魂やスタン・ゲッツの無茶苦茶な人生は、そんな風に消費されるようにできていない。もちろんゆったり食事をしながら楽しめるタイプの曲だってあるし、それはそれでOKだけど、それをひと括りに「ジャズ」と呼んでしまう安易さがなんとも恥ずかしい。(うちの連れ合いも大疑問を呈していた)この分じゃ「ジャズのかかるサラ金」もそのうち現れるてくるかもしれないなぁ。ともかくご利用は計画的にね。(前も使ったか、このシメ)