ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

JR高円寺駅:転落女性を救助 レールの間に寝かせ

2010-02-16 10:49:57 | 社会/地域
「15日午後9時15分ごろ、東京都杉並区のJR中央線高円寺駅の上り線ホームから女性(20)が線路に転落し、都内に住む男性会社員(24)が女性を助けようと線路に飛び降りた。高尾発東京行き快速電車(10両編成)が迫り、女性が意識を失っていたため、男性は2本のレールの間(幅1メートル6センチ)に女性を寝かせ、自分はホーム下の待避壕(ごう)に駆け込んだ。電車は女性の頭上を通過したが接触せず、転落で負った頭へのけがだけで済み軽傷。男性は無事だった。
(中略)
 電車は先頭から5両目までが女性を通過して止まったが、車体の最下部と線路の間の約30センチの空間に入り込む格好となった。女性はJRに「気付いたら電車が頭上にあった」と話したという」
(2010年2月16日 毎日新聞社 野口由紀 前谷宏 毎日jp http://mainichi.jp/)

とっさに行動し最善の選択をしてのけた男性の頭脳と実行力に脱帽します。
金儲けのうまい人を羨ましいとは思ってもかっこいいとは思いませんが、こういう人は素直にかっこいいと思います。

最悪の場合、2人とも死んでいた可能性もあるわけですから、この点においては男性の行動を軽率、危険と非難する声もあるかも知れません。
それも一理あるのですが、このような問題に関しては、大人ならばこの男性と同じマネは誰にでもできるわけではないと肝に銘ずるべき事、そして子供にはそのように繰り返し丁寧に教えるべき事で、非難にあたるものではないと私は思います。
そもそも、人間生きていれば、多少の危険を冒してでもやらなければならない場面、やってしまう場面に遭遇することは多々あり、その一つ一つにおいて、正しい判断と行動をせよと言われても、無理な話です。

それはそうと、このニュースで一番インパクトがあったのは、助けられた女性のセリフ、
「気付いたら電車が頭上にあった」
です。
何故だかわかりませんが、妙に私の笑いツボにはまってしまいました。