ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

変化生んだ選挙の「透明化」…貴乃花親方当選

2010-02-02 00:24:58 | スポーツ
「「身の引き締まる思い」。日本相撲協会の慣例を破り、一門から事実上破門される形で立候補した貴乃花親方(37)が、1日の理事選挙で当選」
(2010年2月1日 読売新聞社 YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)

今の相撲界がダメである諸悪の根源は、人材の薄さにあると私は思っています。
手をうたなければ、消えてしまうかも知れません。

まず、長期的には、裾野を広げる事、競技人口を増やす事が不可欠です。
よく言われるように、裾野を広げて、初めて頂点が上がります。
頂点が上がってこそ、競技に魅力が出てきます。
必ずしもうまくいっているとは言えませんが、Jリーグをお手本にするのが良いのではないでしょうか。
今すぐ始めても、効果が現れるのは早くて10年後です。
それも、うまくいっての話です。
裾野を広げたいのはどの分野も一緒ですから。
くだらない事でもめている場合ではありません。

次に、短期的には、奇策を使ってでも、現状の競技品質を、可能な限り上げることです。
具体的な言及はしませんが、力士が相撲に勝つと非常に良い事がある、というようにするのが有効です。
力士が8勝7敗でいいやという考えを持たないようにする、つまり0勝15敗と1勝14敗は全く違い1勝14敗と2勝13敗もさらに全く違うというようにして、場所よりも一番一番に重きを移す、という事です。
あと実現可能かどうかは別として、ヘッドハンティングです。
柔道、あるいはラグビー、アメフトといったフィールドがよさそうですが、ダメなら野球でも卓球でも水泳でもいいから他から引っぱってくるのです。

どのような改革をめざすのかさっぱり見えてきませんし、貴乃花親方がそんな器なのか、正直、私は疑わしく思っています

しかしながら、圧倒的に好意的な意見が多いようですし、この方々の見識を信用し、期待したいと思います。