鳩山邦夫氏「贈与税払う」

自民党の鳩山邦夫・元総務相は8日、東京都内のホテルで開いた自らのパーティーで、兄の鳩山首相と同様に実母から年1億8000万円の資金提供を受けていた問題に触れ、「兄も私も、母から援助をしてもらったと国民が受け止めるのは当然だ。きちんと贈与税を国庫に納入したい」と述べ、自らは贈与税を支払う意向を示した。
また、「私が兄と違うのは、政治資金収支報告書には一点の曇りもないことだ。虚偽記載というような犯罪行為は一切していない」と強調した。
（2009年12月8日 読売新聞 YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/）

鳩山氏にとっての1億8千万円は、私にとっての1万8千円程度のものなのでしょう。
1万8千円は大金ですが、数年前に母親からもらった事実があったとしても、忘れてしまって不思議はない金額です。
また、母親からもらった小遣い程度の認識で、収入として申告することをうっかり忘れてしまう事もあるかも知れません。
十分に納得できる話です。

親子の間の1万8千円ぐらいのことで、ガタガタ言われたくありません。
収入1万8千円分の税金なら、延滞料込みですぐにでも払います、ちょっと痛いけど。
鳩山氏の気持ちは良くわかります。
どうしてこんな小さな話で大騒ぎされなくてはならないのか、イラっとします。

しかしながら、1億8千万円と1万8千円では、言うまでも無く、まったく違います。

贈与税を払えば済む問題なのでしょうか？
兄を批判できる立場ではないと思います。