イーグルス

私が中学生の頃（レコードの時代）、イーグルスのアルバム、「Eagles」から「Hotel California」までの6枚が特別価格で販売されました。
通常価格が2500円のところ、特別価格は2000円でした。
また、特別価格盤は統一された緑色のタスキが掛けられていて、レコード番号も新しくつけ直され、ばら売りされてはいるものの一種のセット商品という趣でした。

当時私には、イーグルスに限らず他のバンドの作品でも、ファーストアルバムから順番に聴いていくというマイ・ルールのようなものがありました。
それに従い、6枚全部そろえるつもりで、ファーストアルバムの「Eagles」から1枚ずつ買っていきました。

中学生の経済力からすれば、精一杯のペースで買いそろえていったのですが、最後の「Hotel California」だけは手に入れる事ができませんでした。
レコード屋さんの話では、特別価格盤の「Hotel California」が出るのは（売れるのは）やたらと早かったということで、私が最初の1枚を買い始めた頃には、もう無かったのかもしれません。
結局、値段は通常価格でもいいから特別盤が欲しいんだよと思いつつ、仕方なく「Hotel California」だけは通常盤を買いました。

私はイーグルスというと、このセット物のうち1つだけが欠けたというつまらない事を、まっさきに思い出します。