住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングス

住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングスの経営統合が、6日、正式に発表されました。
最終的に、トップを持株会社の三井住友トラスト・ホールディングスとして、その傘下に三井住友信託銀行を置くという形態になるようです。
そして、いずれ「三井住友トラスト・ホールディングス」は「三井住友フィナンシャルグループ（SMFG）」との統合へ向かうのではないかと思われますが、これについては単なる憶測で、強く否定する見解もあり、どうなるかは誰にもわかりません。

統合といえば、新生銀行とあおぞら銀行の合併もあります。

金融機関の巨大化というのは、良いことなのでしょうか？

今のままでは地方金融機関の存続にあやういものを感じます。
昨年は世界的な金融危機が発生し、アメリカでは巨大金融機関のモラルを問う声が高まり、規制が叫ばれました。
日本国内だけを考えるならば、メガバンクと、地元に密着し地元経済の活性を担う地方銀行や信用金庫等とが共存できるような法整備が必要だと思います。
しかし、一方では中国の経済成長が止まらず、メガバンクに下手な足かせなどつけていると、日本中があっという間に中国資本に飲み込まれてしまうかも知れません。

何が正しいのか、私などにはわかりません。