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それとは無関係に・・・。
 






GITANESの匂いは未だに他人の匂いがする。
それとは無関係に・・・。


さて、たまたまの「絶煙」期間が100日を超えてしまった私だが、
会社には他にも愛煙家は数人存在する。
会議などでも彼らは、タバコを吸わない人に何ら遠慮することなく
タバコを吸い、私をはじめ今現在タバコを吸っていない人間も
それに抗議することなく、気にすることもなく 同席している。

会議室以外は全面的に禁煙なので、
オフィスで仕事中に煙が漂って迷惑だ、
なんてこともない。

同じ職場で煙を好む人間と嫌う人間が同居しているとして、
これによって生じる摩擦を解決しようとするならば、「全面的に禁煙」にするか、
完全分煙するしかない。
前者は喫煙者にかなりの努力を強いるルールだが、
後者は非喫煙者が少々困ることにもなる。
喫煙者が、所定の喫煙スペースへ行ってしまったら、
その間、仕事が停止する(仕事上のやり取りができない)という問題である。


ところで、下のような記事を目にした。


以下引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

県:勤務中の喫煙禁止、「屋外喫煙所行きは服務規定に抵触」--職員に通知 /長


 「勤務中は禁煙」。所有する施設の敷地内で全面禁煙を実施している県は21日、
職員に対し、勤務時間中の喫煙を禁止する通知を出した。違反者への罰則はないが、
愛煙家の職員からは悲鳴が上がっている。

 県庁では、04年12月から敷地内を全面禁煙にしている。しかし「たばこ難民」
による、
路上喫煙が問題となったため、昨年12月、駐車場脇に屋外喫煙所が設置された。
通知では勤務中に喫煙所に行くことが「勤務場所をむやみに離れてはならない」とす

服務規定に抵触すると指摘している。

 県人財活用チームによると、これまでにも同種の通達は数回、出された。来庁者か

「勤務時間中に喫煙していいのか」といった苦情があったことや、年度始めでルール
を知らない
職員が増えていることなどから、改めて通知を出したという。

 愛煙家の職員からは悲鳴が挙がった。50代の男性職員は「昼休み以外にたばこが
吸えず、
今日一日がつらかった」とぽつり。別の職員は「時代の流れなので仕方ない」としな
がらも
「喫煙に行くのが服務規定に違反するなら、コーヒーを買いに行くのも同じでは」と
皮肉った。


毎日新聞 2006年4月22日

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


内容は特別目新しいことを言っている訳ではない。
至極当た
り前の内容である。

注目したのはラスト2行。
「喫煙はダメで、コーヒー買いに行くのはいいのか?」という部分。
コーヒーを買いに行くのが許される訳がない。

コーヒーだけではなく、使用電話をかけることも出ることも、
携帯電話から株売買をすることも、チケットを予約することも
ちょっと買い物に出ることもすべて許されない。


分かりきっていることなのに、いいオトナが、
「じゃあコーヒーはどうなんだい?!」なんて、本当に言うのだろうか?
(記者の捏造(聞き間違い)ではないのだろうか?)

これ以上ない程 疎外されて肩身の狭い思いをして、既得権を奪われて、
そしてその上さらに新たな要求を突きつけられる、
そしてそれらの全てに黙って従ってみせる覚悟がないのであれば
タバコなど止めればいいのである。

「コーヒーはどうなんだい?」なんて言って良い立場ではないのだ。


なんてことは、本当はどうでもいい。

もっと気になるのは記事の結びの言葉である。


『「・・・コーヒーを買いに行くのも同じでは。」と皮肉った。』


これのどこが「皮肉」なのだ?

「皮肉」とは「遠まわしに悪くいうこと」を指し、それなりに言葉の技術が必要であ
る。
「タバコが悪いなら、コーヒーはどうなんだ?!」と言うセリフの
どこが「遠まわし」なのだ?





なんてことも、どうでもいいなあ。










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