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それとは無関係に・・・。
 





葉巻の味に抵抗がないのはGITANES嗜好者だから。
それとは無関係に・・・。


ホワイトカラーという言葉をネットで調べてみたら、(Wikipedia)
「主に事務に従事する人々を指す職種・労働層を指す言葉。」とあった。
これは、「これらの職種は主に(白を基調とした)ワイシャツを着用することからこ
のように呼ぶ。」
という理由からで、「色物シャツを着る人もいるので、ホワイトとは限らん。」と続
く。
私など、例えば夏はほとんどTシャツで仕事をしている人間は何カラーというのだろ
うか。
それはともかく、親戚のおばちゃんなどと仕事に関する会話になると、
「あんた、今あの会社でどんな仕事してんの?」
「まあ、主に事務所の中で・・・」
「なんや、事務員さんかいな。」
確かにその通り、どれだけ職種に装飾しても格好つけても正体は「事務員」です。
※ライス国務長官も、ものすごく簡単に言えば「事務」だ。


以下引用。
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労働時間法制:ホワイトカラーにも残業代適用除外 厚労省
 厚生労働省は11日、一定水準の年収があり、仕事の裁量幅も大きい「ホワイトカ
ラー」について、残業代や休日手当の支払い対象から除外する新たな労働時間法制の
「視点」を労働政策審議会(厚労相の諮問機関)に提出した。これを受け、来年の労
働基準法などの改正をにらんだ審議がスタートした。

 「視点」は、米国で導入されている“ホワイトカラー・エグゼンプション”と呼ば
れる制度の日本版。対象となる労働者が労働時間の管理を受けないことから、働き過
ぎや過労死につながる恐れがあるとして、労働側から反発の声が上がっている。【東
海林智】

毎日新聞 2006年4月12日 11時18分 (最終更新時間 4月12日 12時59分)

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私は一応管理職なので残業手当云々は関係ないのだが、
「ホワイトカラーは仕事の裁量幅が大きい=自分で労働時間を決めやすい
だから残業手当なし」っていうことなら、それは乱暴な話だ。

自分を例にすると、
朝はほとんど突発的に外部に呼び出される(ミーティング)が、
昼からはルーティンが続き、
夕方もそのペースは守られ、空き時間は調べモノなどに費やし、
夕方5時半ぐらいにコーヒーを飲みながら「ああ、今日は普通の日だなあ・・・。」
なんて言って、
夜7時半から8時ぐらいにパソコンの電源や事務所の照明を切り、
バッグを持ってさあ家に帰ろう

としたときを見計らったように電話が鳴り、
締めきりのある仕事が動き始める

※電話の主は多数の取引先だが、彼らは絶対に結託している。
「そろそろあいつ家に帰る頃だから電話してやれ!」なんて言ってるに違いない。

というのがいつものパターンである。
この例においては、残業するかしないかなんて他人が決めるものなのである。



残業になるパターンは少なくとも2通りあって、
一つは(人手不足などにより、一人一人にかかる)仕事の絶対量が多いので、時間内
にさばき切れない。
もう一つは「仕事が集中する時間帯の偏り」である。
どちらも工夫次第でかなり改善されるだろうが、
本人が帰りたい時刻と、誰かが(結託しているかどうかは別にして)そいつに仕事を
させたい
時刻が合致するなんてことは ありふれたことだ。


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
2004年8月に改正規則が施行された米国のホワイトカラーエグゼンプション制度を参
考にしつつ、
現行裁量労働制の適用対象業務を含め、ホワイトカラーの従事する業務のうち裁量性
の高いもの
については(中略)労働者の健康に配慮する措置等を講ずる中で、労働時間規制の適
用を
除外することを検討する。

規制改革・民間開放推進3か年計画(改定)(平成17年3月25日閣議決定) より引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

そもそもこの議論は
「ホワイトカラーの残業をなくすかどうか?」というテーマではなくて、
「ホワイトカラーの残業手当をなくしませんか?」というテーマだ。


耳栓を購入し、終業時間の頃に耳に突っ込んで
一目散に家に帰る。
今のところ、残業しない方法はそれしかないようだ。





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