不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

奇数月第3土曜日は、18歳以上の青年期の親の会語ろう会

ボクらの居場所はここにある

2009-03-07 16:31:36 | 著書の紹介
親の会 あのね通信3月号でご紹介しました著書、

「ボクらの居場所はここにある」
(NPO法人フリースクール全国ネットワーク編)

「全国に広がるフリースクール。
そこで育った子どもや若者たちがいます。
各地のそれぞれ個性的な活動をしている場所で、
どのように過ごし、何を感じて
生きているのでしょうか。
14人の手記を通して、フリースクールで育つ
子どもたちの生の声を伝えます。」


長男が、中学に在籍しながらも登校できず、
一時期、適応指導教室に籍を置いていました。
最初は、出席日数になるし、家に居ても・・・という理由で。

でも、長男にとっての居場所は
どこだったのか、
卒業した今も、当時のことを考えると
よくわかりません。

学校には行けなくても、
友達とは関わっていたい、という子どもさんもいれば、
うちの長男は、
適応指導教室へ行ったときでも、
人と関わることが果たして楽しいのかな、と
思うことがよくありました。

そういう子どもにとって
集団のなかに居場所を求めるのは
しんどいのだろうか、と思ったり。

だから、フリースクールという場所に
行ける子どもさんは、
そこに、自分の居場所を見つけられた、ということですよね。

こうしてみると、
居場所というのは、
人それぞれなんですね。
だから、一概に
「ここが絶対にいい」なんて
言えないと思うわけです。

ただ、選択肢はたくさんあったほうがいい。
学校だろうと、フリースクールだろうと、
家庭だろうと、
選ぶのは、自由だし、
子どもさん自身が決めていったらいいんだと
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きのこ)
2009-03-07 22:58:09
この本は、まだ読んでいませんが、シューレのホームページで目次を見て、通える可能性のあるフリースクールが京都にあったので、4日に親だけ、見学に行ってきました。

理事長さんと、1時間以上話させてもらって、なんか、すごく私の事を褒めてくれて、気分良く帰ってきました。

うちの子は、今はずっと家に居ますが、どう考えても外へ出て行くほうが、しっくりくる子なんです。

今はまだ、本人は迷っている感じですが、見学だけでもいってくれたらな~と思っています。

学校か家かだけでなく、他にも場所はあるんだよ、という感じで勧めています。

ようやく、私自身が、一歩踏み出せました。
返信する
きのこさんへ (エリザベート)
2009-03-08 00:17:46
フリースクールの見学に行かれたんですね。
家から通えそうな所があるなんて、
うらやましいです。

私たちの地域では、
そういう意味での「居場所」は
まだないようです。

義務教育を終えた年齢の子どもたちの
居場所があったらいいな、と
思っています。

きのこさんの子どもさんにとって、
居心地のいい場所が見つかるといいですね
返信する
Unknown (まるみ)
2009-03-08 21:13:43
こちらでは、初めましてですね。
いつも、コメントありがとうございます!

「居場所」子どもにとって、どこがいいのか
フリースクールや適応教室も勧めてみたり
するのですが、全て振られてしまいます。

やっぱり、うちの子は、「自分の家」が
居心地いいみたいです。

うちが、好きみたいです。
私は、結構あせったりするのですが
子どもの意思が固いので、無理は禁物ですね。
返信する
まるみさんへ (エリザベート)
2009-03-08 22:30:58
こちらこそありがとうございます~

私も、勧めては却下されてますねえ~

うちの長男も、いまだにどこにも所属したがらないので、やはり自分の家が一番居心地がいい、ということなのかな~とは思いつつ、
もうすぐ18歳という年齢を考えると、
やっぱりそろそろ動き出す時期に
来てるといいな~なんてね

少し刺激もありかな、とか
でも、無理は駄目だな、とか
押したり引いたり・・って感じですね。
返信する
Unknown (ちよこ)
2009-03-09 14:12:48
 初めまして、宜しくお願いします。
(居場所)...娘の居心地の良い居場所は家では無かったのかなと、思ってしまいます。
 自分で、居場所探しに出かけたのかなと思ってしまいます。
返信する
ちよこさんへ (エリザベート)
2009-03-09 15:25:41
こちらこそ~ブログ見てくださって
ありがとうございます~


ムスカリさんのブログで、
ちよこさんの娘さんは、
海外に行かれてるのですか?
経緯がよくわからずに
ごめんなさい

私は、居場所というのは、
単に居心地がいいから家に居る、
というのばかりでもないかな、
自分は他に行きたい所があったとしても、
今はまだ出られない、とか
行きたいけど行けないとか、
いろいろな理由があるかもしれないですよね。

反対に、家の居心地が悪いから
外に向いていく、という場合と、
家の居心地とは別に、
すごく外の世界に興味があって、
自分のやりたいことが外に出て行くことで
満足できるというか・・

うちの次女は、中学生の頃、
私が思うに、家にいたくない、
だから帰ってこないタイプでした。

長男が不登校していたというのも
あっただろうし、
私自身が、次女のことを外見でしか
そのころ見れなくて、
することなすこと
次女の行動にケチばかりつけていましたから。
次女が、何を考えて行動しているか
わかってやろうともしていなかったんですね。
私は、長男のことで頭がいっぱいで
余裕がなかったんですね。

だから、1対1で向き合えなかった。
まあ、いまだから言えるんですけど・・・
返信する
Unknown (ちよこ)
2009-03-09 16:05:57
 大丈夫ですょ。
去年は、嵐のような一年でした。
ムスカリさん達と会わなかったら
私は気が狂っていたと思います。
すみません、初めて来たのに暗くなりました。
娘は、あちらで「ユキ」と呼んでもらってます。又お邪魔させて下さいね。
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Unknown (のんのん)
2009-03-10 09:18:22
わたしもこの本、
土曜日の講演会の時にネモ経由で買わせていただきました。
まだちゃんと読んではないのですが、
ネモのKちゃんが「家が居場所だった」っていう文章を書いてますね。

ほんと、学校に行かないならどこか他の場所に、というのではなく、
そのコにとって一番居心地のいい場所が見つかったらという発想の人がひとりでも増えたらなあと思います。

うちもまだしばらく、家が一番の居場所のようえす。
家にいたいと言ってくれることをうれしく思っています。
返信する
追伸 (のんのん)
2009-03-10 09:26:04
わたしのブログ、リンクしてくださってありがとうございました。

わたしの方でもさっきさせてもらったのだけど、
差し支えなかったかしら?
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ちよこさんへ (エリザベート)
2009-03-10 10:06:43
私も一人で抱えていたら
どうなってたかな、って
思います。

まわりに話を聴いてくれる人たちが
いてくれたからこそ
今の自分がいるし、
子どもたちのことも
少しは
冷静に関わることができるように
なったかな、と思いますね。

ちよこさん
またいろいろお話聴かせてくださいね。
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