不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

ある日のかご作り

2010-12-16 00:09:40 | いろいろ
先日、学校とは別の場所に通う中学生の子どもさんと
かご作りをしました。毎年、かご作りをする中で、
昨年も一緒に作った子どもさんがいて、
去年のことも覚えていてくれていました。

今回は女の子ばかりで、作業しながらも
楽しいおしゃべりがはずみ、
私も時々彼女たちの会話を楽しく聴きながら
相づちをうったり突っ込まれたり・・・
ずっと笑いの絶えない穏やかな時間を過ごさせて
もらいました。

毎年その場所を訪れて思うのは、
指導されている方と子どもさんとの関係が
私から見ていても、ホッとさせる空間があるんですね。
「先生」としての指導ではなく、
家族のようなお互いを思いやる気持ちがそこにはあって。
遠慮なくそれぞれが主張しているようにも見えるし、
きっと子どもたちは居心地がいいんだろうなと、
端から見ててもそう感じるんです。

思春期のこの時期の子どもって
何を考えているかわからない、そんな風に
思っていた、何年か前の私。

親と離れて過ごす場、この時期の子どもたちって
いろいろな場所で、いろいろな顔を使い分けているのかも。
それは、親から自立する時期でもあり、
自分自身と向き合おうとしている思春期の大事な成長過程
なんだろうな~と。
だから、当然親の知らない「子ども」の顔があるのは然り。

中学生の考えていることって、
大人になってしまった親にとっては、
哀しいかな、「これは大事な成長なんだよ」ということを
忘れてしまってるんでしょうね。

みんな通ってきた道なのにね。

完成したそれぞれのかごを見て、私。
「みんな違って・・・」

「みんな いい!!」(全員の声)
コメント
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