筆者は、カメラを持って東京の町を歩き、その時代(1931年)の日本文化の縮図を捉えるのが楽しみだという。
昔ふうの荷車とオートバイの対照や建設中のビルの鉄骨構造の中に顔を突き出した馬、お洒落なショーウィンドウの前に転がるめざしの頭など、様々な発見がある。
カメラは6×9センチ判、フィルムも当然モノクロということですが、現代のお散歩写真ブームにも通じるところがありますね。
風景に対する目の付け所がとてもいい感じです。
ベンヤミンの「写真小史」と同じ年に書かれているのですが、もしかしたら寺田寅彦は読んでいたのでしょうか?
岩波文庫「寺田寅彦随筆集 第3巻」で、7ページ。
昔ふうの荷車とオートバイの対照や建設中のビルの鉄骨構造の中に顔を突き出した馬、お洒落なショーウィンドウの前に転がるめざしの頭など、様々な発見がある。
カメラは6×9センチ判、フィルムも当然モノクロということですが、現代のお散歩写真ブームにも通じるところがありますね。
風景に対する目の付け所がとてもいい感じです。
ベンヤミンの「写真小史」と同じ年に書かれているのですが、もしかしたら寺田寅彦は読んでいたのでしょうか?
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