小品日録

ふと目にした光景(写真)や短篇などの「小品」を気の向くままに。

稲垣足穂 「星を売る店」

2006-07-06 23:36:04 | 小説
夏の夜にエキゾチックな港町を散策する、夢の中のような話が面白く、スピード感を持って読むことができます。
きらめく光景が次々に切り替わり、魔術で街が異空間に変貌してくるようです。
そうして、最後に、星を売る店にたどり着くことになります。
何だか、コンペイ糖が食べたくなりました。
新潮文庫『一千一秒物語』で、約20ページ。
一千一秒物語

新潮社

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