週五日記

ボチボチがんばります

街場のアメリカ論の続き

2009-12-04 08:41:29 | Weblog
アメリカンコミックは、「商品」であって、

日本のマンガのような「芸術」になってないと。


アメコミにしろ、日本のマンガにしろ、

その国の「欲望の形」を具体化していると、

スーパーマンは、まさにアメリカが

世界中でナンバーワンだということを体現しており、

でも、仮の姿で、日常生活になじむことに苦しんでる

のは、アメリカの苦悩を表してるのではないか?


日本の鉄人28号は、軍国主義の名残の象徴が、

鉄人28号で、それを操る少年が、未来の、その時点では

国民が理解しきれてない「民主主義」の象徴だと。少年=未来。


同時に、鉄人28号は、アメリカを象徴しており、

少年は、「日本」を象徴しており、まさに、それこそが

小さな日本が、大きなアメリカを「操作」したいという欲望の

表れではないか?と。


うーーーーーん、かなり深い洞察。


アメリカの建国は、「理想」からスタートしているので、

統治者が悪さをするリスクをミニマムにするために、

究極的に権力を分散し、その結果、統治者は、誰でも

いいんでない、映画スターでも的になっていると。

下部構造が、細かい柔軟なブロックで、上部構造は、

多少、ゆるゆるでもOK。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする