非常食体験 袋のまま救給カレー

2021年02月25日 | 家庭・地域との連携

2月25日(木)今日の給食は,防災給食でした。

 3・11東日本大震災から10年になります。あの日の光景は今も私たちの瞼にやきついています。でも小学生のほとんどは生まれておらず、高学年でも記憶にすらない映像の世界の出来事となっています。

 学校では,非常災害時の非常食として,災害用レトルトカレーと五目御飯とペットボトル水を保管してあります。

 今年度保管されていた「救給カレー」を入れ替えるために,今日の給食で実際に食べてもらいました。

2年生教室におじゃまして感想を聞いてみました。

「辛くなくて甘目でとてもおいしいです。」

「家のカレーよりおいしいです。」

 全員からおいしかったと感想を聞くことが出来ました。常温でもそのまま食べられます。中身は,柔らか目のカレーおじやといった感じです。家のカレーの方がおいしいと思いますが・・・・災害時にはお皿も用意できないので,袋のままスプーンで食べる体験をしました。

 大地震が来ると、電気・ガス・水道が止まります。スマホも使えません。鉄道も高速も止まり会社から帰ることすら困難になります。是非、家族で災害時の非常食や避難方法など話し合うきっかけにしてほしいと思います。