稚内港から約2時間。フェリーは程よく揺れて少し眠ることができました。
フェリーの甲板から見える利尻岳が徐々に大きくなっていきました。
日本100名山を目指して利尻岳に登ったのは17年前の6月8日
あの時は、利尻の山頂から平たい礼文島を見ました。
礼文島は花で有名になっていたが花に興味が無かったので印象が浅い。
今では花の100名山に登って見たいと思うくらいに花好きになってしまった。
年齢と共に思考も変化していきます。
takayanさんと出会っていなかったら
こんなに花好きになることもなかったでしょう。
季節はレブンアツモリソウの花期とウニ漁解禁と重なりお客さんがとても多かったです。
礼文島香深港には8時15分定刻に着岸しました。
宿にチェックし、レンタカーを借りて島内観光スタート。
町の至るとこるにオダマキの花が目につきます。
オダマキの威勢は強く
アスファルトから花を出す「ど根性オダマキ」もありました。
海抜0メートルから高山帯の植物が見られる礼文島
素直に素晴らしいなあと思いました。
この日の天候は夕方から下り坂。利尻岳にかかる薄い笠雲がそれを示していました。
団体バスさんが北面に向かったのを確認し、私たちは島の南に位置する映画「北のカナリアたち」のロケの為に作った施設「麗端小学校」を訪問。
私も小学生時代は檜の校舎で学びました。
体育館もなく木製の講堂と呼ばれる建物でした。
温もりのある校舎が懐かしく思われました。
次に高山植物の宝庫
桃岩展望の丘に向かいました。
花期には少し早かったようですが、早咲きの花が見られました。
早咲きのレブンソウ
桃岩展望台に立つと海風が吹き抜けてとても寒かったです。
ハワイオアフ島の「ヌアヌパリ」を連想しました。
地蔵岩
前半は島の南側を巡りました。
島唯一のコンビニセイコーマートで軽食(私はカレー丼)をとって
北側に向かいました。
車窓からは、セリ科の多年草「シャク」の白い花が道沿いにいっぱい咲いていて
この季節の花として印象に残りました。
礼文島の旅は
続きます。