日本共産党千代田地区副委員長 冨田なおき

衆院東京1区で3度出馬。17年総選挙は政策協定結び比例で立候補。22年参院選に比例代表から立候補を決意しました。

広島被爆73年の日に

2018-08-06 23:58:39 | 平和
8月6日。1945年に広島に原爆が投下されて73年の夏です。
豪雨災害が多くの犠牲と被害をもたらし、各地の慰霊碑をも覆うという、未曾有の状況での関係者の方々のご苦労に、心から連帯の気持ちを表します。

去年は、7月に人類史上初の核兵器禁止条約が採択されました。
被爆者と市民運動が国際政治を動かしていることが目に見える状況が進みつつあるなか、
去年は長崎をメイン会場に開かれた、原水爆禁止世界大会に送り出していただきました。

被爆者の方々の発言、とりわけ、日本被団協代表委員の谷口稜嘩(すみてる)さんの亡くなる直前となった渾身のビデオメッセージ、各地の原水爆禁止運動の組織の違いを超えたヒバクシャ署名の共同のとりくみの発言、また中満泉・国連事務次長・軍縮問題上級代表のあいさつを、「ここまできた!」と高揚する思いで聞いたのは昨日のような思いです。

被爆者の存在と声に世界からますます光が当たり、
今年の米朝首脳会談で、朝鮮半島の非核化に大きくかじを切った北東アジア情勢が進むなか、

今日の広島平和記念式典で、安倍首相は「非核国と核兵器国の橋渡し」とこれまでのセリフを口にしました。
一方、世界の大勢である核兵器禁止条約には一言も触れず。
被爆者への国家補償にも触れませんでした。

この問題でも、市民と野党の共闘でこそ、
被爆者と世界の思いにこたえる日本の政治に前進できる。
その思いを新たにしています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 町会の納涼、親子でほっと一息 | トップ | 霞が関で宣伝・憲法順守でき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

平和」カテゴリの最新記事