広島での最終日は6日。新宿代表団のみなさんと記念写真です。佐藤佳一さんが写してくださいました。
閉会総会の前に、平和記念式典を見学に行きました。テレビで中継している式典です。
もちろん会場の外から。聞き耳を立てます。かなりの人だかりです。
広島市長の平和宣言(東京新聞HPから引用です)は、核廃絶の声が多数派であることを指摘し、日本政府が日本国憲法を遵守し、平和市長会議が発表した「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の採択のために各国政府に働きかけるなど、イニシアチブを発揮するよう求めました。子どもたちの宣言も、事実を知って、語り継いでいくことを堂々とのべ、立派だなと感じました。
核抑止論について、記者会見の場では「当然」と言い切った総理大臣のあいさつは、「広島、長崎の悲劇を繰り返さない」といいながら、原爆症認定訴訟での国の10連敗にも触れず、私にはむなしいものでした。
閉会総会では、米軍基地撤去を決めたエクアドルの副大臣、キューバやノルウェー、ベネズエラなどの大使や、日韓の被爆者、中山高光さんとパク・ヨンギさんと歌手・野田淳子さんのセッション、立命館大学平和ミュージアム館長・安斎育郎教授と学生の鼎談、アメリカやエジプトで活動する反核活動家や、横須賀で住民投票にとりくんだ青年、東京・大阪の高校生など、内外の人たちの頑張りにはげまされつつ、新しい署名運動の呼びかけが採択されました。署名用紙はこちらです。
採択された宣言、特別決議はこちらです。
2010年のNPT再検討会議にむけ、新たな国際世論を、一人でも多くの人と力をあわせ、広げていきます。
最後になりましたが、送り出してくださった皆さんに、この場をお借りしてあらためてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。