2日目の夕方、新宿代表団のみなさんと史跡を見学しました。この原爆ドーム前での写真は、雨宮たけひこ区議と。
なお、新宿代表団には、日本共産党から佐藤佳一さんもお子さんと一緒に参加。私も大変お世話になりました。
原爆の子の像(広島市HPの説明はこちら)周辺には、写真のような中高生を含め、祈りをささげる人たちが絶えませんでした。
私もお預かりした千羽鶴を捧げました。
「原爆詩集」で知られる日本共産党員詩人、峠三吉の詩碑です。強烈に身が引き締まる思いがしました。吉永小百合さんの朗読が脳裏によみがえってきます。
被爆したアオギリの木です。いまでは被爆アオギリ2世も隣に育っています。
公園内では、翌日の平和記念式典に備え、吹奏楽の練習もしていました。技術だけでない、思いのこもった、水準の高い演奏だと感じました。
原爆の犠牲となったのは、日本人だけではありません。多くの朝鮮(現在の韓国と北朝鮮)人も犠牲となりました。写真は韓国人慰霊碑です。10年前訪れたときは、別の場所にあったと記憶していますが、現在は平和記念公園の中にあります。
これは別の移動時に撮ったものです。宿のすぐそばにNTTの支店があり、そこにあった碑です。
東京でも、戦時中は多くの電話交換手(多くは女性)が犠牲になったと、NTT出身の方から聞かされました。
今日最後の写真は、戦後の建造物ですが、今年限りの広島市民球場です。広島カープが広島の人々にとって希望の象徴だったことは、こうの史代著「夕凪の街 桜の国」(双葉社)の1シーンでも伺えます。
話は脱線しますが、この作品が映画化された(昨年の夏上映)時は、帰省時に山形の映画館「フォーラム」で観ました。1本の映画の中で、これほど心を揺さぶられ、涙した作品とは出合ったことがありませんでした。
主演の1人、麻生久美子さんは、国民平和大行進にメッセージを寄せています。
この映画館「フォーラム」についてはまた機会があれば触れたいと思います。
写真はありませんが、この日は、平和記念資料館を見学しました。
私は資料館は2度目の見学です。1度目は大学卒業時の貧乏旅行。今後共産党の専従となり、訪れる時間がもてないかもしれないと思い、広島に行ったのでした。
実際には、その後、今回を含めて世界大会に2回送り出していただき、有難い限りです。
訪れた誰もが言うように、誰もが一度は訪れるべき場所だとあらためて思います。
入館料は、100円でおつりが来ます!
この日の夜は、港区の代表団のみなさんの交流会におじゃましました。
次回は、広島からの報告の最終回です。