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広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

ケロロ軍曹の「どれでもいっしょ」

2013年04月19日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st23話。ケロロは、ケロボールの機能を使えば、全滅させられたガンプラを修復できると考え、冬樹の部屋から、こっそりと持ち出した。だが、ケロボールは、かつて冬樹に叩きつけられ調子が悪い。ボタンを押したら、ケロロのコピーが大量に出現。しかも停止機能が故障で増え続ける。

モアに言われて、いっぱいいるから侵略チャンスと閃くが。コピー達は、出撃を面倒がり、「まずは家事をやるべき」と主張する。でも、(やらないと怒られるから)家事をやるのはオリジナルのケロロだけ。コピーらは、テレビに漫画にガンプラ、風呂に日光浴。
見かねて「君ら、本気で侵略する気あんの?大事な使命をわすれてさぁ。のんべんだらりと好きな事やってて恥ずかしいよ」とケロロは愚痴るが。

ギロロには「同感だよ。お前に対して、いつもそう思っている」「役にも立たない奴が増えても、迷惑なだけだな」言われ。タママにも「性格は、忠実にコピーされてるです」「(自分のコピーの不甲斐なさについて)それ以上、言わない方がいいです」言われ。ドロロにも「さすが、ケロボールでござるな」言われ。
結局は、夏美の言うとおり、オリジナルでもコピーでも「どれでもいっしょ」

ベタな悪役の役割

2013年04月19日 | ケロロ軍曹の話
ケロロ軍曹の話。1st13話。ケロン人の天敵として現れたヴァイパー。仲間割れ中のドロロをさらい、助けに来たが5人揃わないと連携がとれないケロロらを15秒で撃破する。
しかし、5つの力を1つに合わせた攻撃には「避けちゃいけない気がする」「当たらなきゃいけない気がする」「爆発しなくちゃいけない気がする」と、役割を果たす。

自分の役割を理解し、あえてやられる所が清い。しかも、「仲間は大切」とか「力を合わせる事の大事さ」といった道徳観を全面に主張せず、「やられる事が悪役のお約束」であり「やられ方もお約束(戦隊シリーズ風に)」という展開が素晴らしい。

マイセルフの国

2013年04月19日 | げんしけんの話
げんしけんの話。9巻。日本(げんしけんの皆々がいる大学)に留学したいアメリカ女。それは、アニメとマンガの国を期待しての事だが、帰国子女の大野的には、「日本でオ○クの立場は微妙」と止める。

それは、マイセルフの国と、「和を以て貴しとなす」国の違い。ただ、全体主義が悪いわけでもない。バス、電車、トイレ、飯にも会計にも秩序良く並ぶ。誰に命令されたり、威圧された訳でもなく「そうするものだ」という意識があるのが普通。
逆に、あかんところは、「おもしろさ」から「うまさ」から「格式」まで、総意という名の誰か達に決められたランキングに左右されたり。震災なら別として、テレビが全局、選挙になったりする点。

それを、日本の経済は、恋愛至上主義に支えられ、その手のドラマや報道・マニュアル等を連発しつつ、オ○クを異端とする事で、ファッション・グルメ・レジャーに投資させようとしていたと、主張する者もいる。逆に、近年では、オ○クを「モノが売れない時代の金づる」と考え、「オ○クが好きなもの」研究の動きもあると、主張する者もいる。