情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

-なんといっても石油は戦争のエネルギー源なのだから-橋本勝の政治漫画再生計画第143回

2008-10-25 21:45:59 | 橋本勝の政治漫画再生計画
【橋本さんのコメント】
 10月21日、海上自衛隊のインド洋上での給油活動の1年間延長を可能にする新テロ特措法改正案が衆院を通過した。これには本来は徹底反対するはずだった民主党が早期の解散を期待して採決に応じたことで、ろくな論議もされないままに可決されてしまったのである。
 アメリカ史上最低の大統領との評価が定まりつつあるブッシュが始めた「対テロ」戦争だが8年目の今、イラクはもとより、成功したとみられていたアフガニスタンでも、タリバン勢力が勢いを取りもどし、完全に泥沼化し戦いの終わりは見えそうもない。
 だが日米同盟を何よりも大切にする麻生政権は、この給油新法を成立させることでアメリカへの忠誠を見せようというわけである。今年中の完全撤収が決まったイラクへの復興支援活動を今度は、アフガンでやってほしいというのが、アメリカの日本への期待である。
 かくて戦争のための給油の次には、アフガンの地上に自衛隊を送り込むことになり、そして日本は,ズブズブとアフガンの戦場のドロ沼に入り込むことになっていく・・・・


【ヤメ蚊】
 なぜ必要なのか、どこからいくらで調達し、結果はどうなっているのか…何も伝えないメディアも自民党政権と同罪だ、と言われても仕方ない。
 事実を伝えようよ、事実を! 


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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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インターネットに反発する新聞に未来はない~ネット情報の引用のないネット新聞なんて…

2008-10-25 10:04:48 | メディア(知るための手段のあり方)
 昨日、新聞記事に官庁の発表した報告書のアクセス先のURLが掲載されていないことを指摘したが、この問題は、本気で新聞社に考え直してもらいたいと思っています。通常の誌面では文字数の関係などからの制限があるだろうが、インターネット版の記事に報告書のURLを書くことは何ら問題ないはずであり、しかも、インターネット版を見ているのだから、そのまま簡単に、記事の元となった報告書を確認することができる。

 こうすることで、新聞記事の利便性が非常に高まり、少なくともウェブ上で新聞を読もうという人が増えるはずだ。
 
 さらに、元データの引用は、記事の書き手にプレッシャーを与えるという副次効果がある。つまり、読者が直ちに元データにアクセスできる以上、単に報告書を引用する記事を書くだけでなく、記者としての経験に裏打ちされた視点に基づく解説を付け加えなければならなくなるからだ。

 10月15日、札幌で開催された第61回新聞大会で新聞協会長の北村正任毎日新聞会長は、あいさつの中で、「新聞各社は、広告や部数の停滞をカバーするために、新たなビジネスモデルをデジタル事業に求めています。ウェブ事業は、収益源として、また、読者と双方向のつながりを強化するための柱として、新しい展開が進んでいます。その際、ジャーナリズムという新聞本来の使命を堅持しつつ、IT企業との連携、新聞各社間の協力などを進めるという、新しい時代の新聞のあり方と、その理念作りが急がれます。」と述べた(http://www.pressnet.or.jp/info/shukan/61taikai-aisatsu.html)。

 しかし、その言葉とは裏腹に、現場はネット情報との連携を深めようとはしていないようにみえる。この現象が、単に、ネットを毛嫌いする上司がいるせいであればよいが…(苦笑)。



 

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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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