tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

「セクハラ野次」への切り返し

2014-06-23 22:09:46 | 今日の出来事
鈴木議員が発言認める=セクハラやじ問題で―都議会自民

東京都議会でみんなの党の塩村文夏議員(35)が「早く結婚した方がいい」などのセクハラに当たるやじを質問中に受けた問題で、都議会自民党の吉原修幹事長は23日記者会見し、鈴木章浩議員が自身の発言と認めたことを明らかにした。鈴木議員は会派離脱届を提出し受理された。やじは自民党の議席付近から聞こえたと指摘されており、都議会自民党は同日、議員総会を開き対応を協議した。(時事通信)


録画VTRが残っているくらいなんだから、早晩“犯人”は見つかるだろうと誰もが思っていた。
むしろ、“犯人”が今までどのような神経で身を潜めていたのかが不思議なくらいだ。
逃げ切れるとでも思っていたのか?

民間企業なら一発で「アウト」になる発言
(まして深夜の飲み会ではなく白昼の「公式な会議」での発言)が、
都議会では平然と行われているのだという事実は、
その余りの「時代錯誤」ぶりゆえに、人々を唖然とさせた。
都知事ですら野次に「ニヤニヤ」していたというのだから、何をかいわんや。

実は僕は、塩村議員の野次への「反応」にも少し不満がある。

映像を見ると、彼女は野次を耳にして、愛想笑いのような、追従笑いのような曖昧な笑みを浮かべている。
だが、そうではなく、バッサリと切り返して欲しかったと思うのだ。
彼女は確か、『恋のから騒ぎ』では、「へらず口」で鳴らしていたキャラクターではなかったか?
その毒気が、都議会の“オヤジ集団”に揉まれるうちに抜かれてしまったのだとしたら、なんとも残念だ。

「早く結婚した方がいい」については、たとえばこう切り返すとか。

「あなたの奥さんと違って、私は相手を選びますので」

とか。

今日の「対面謝罪パフォーマンス」についても、もう少し毒を盛っていい。

この鈴木という奴は、尖閣諸島に小舟で乗り込んだりして「マッチョ」を気取ってるくせに、
テレビカメラの前でしゃあしゃあと「発言は私ではありません」などと嘘を言ってのける、
男の風上にも置けないような性根の曲がった奴なのだから、それをもってして、

「まるで“女の腐ったような”根性をしていますね」

とぶった切ってやるとかね。

「そんなこと言えませんよ~」などと女性の腰が引けていると、
それは「男の無作法な野次を許す」のと表裏一体の結果でしかなくなってしまう。

…と、そんな風に思うんだけど、実は、その場で相手をやり込めなかったのは、戦術としては正しい。
おかげでここまで世の中を巻き込めたわけだし、犯人を“晒し者”にすることもできた。

でもまだ足りない。

鈴木の「会派離脱」など、「自民党に対してしか」責任を取っていないわけだし、
「早く結婚した方がいい」より、その後に続いた「子ども産めないのか」の方が、
発言としてはより悪質だ。
そいつらを炙り出してやらなくては。

追及の手を緩めるなよ。これで幕引きにさせるなよ。

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