洋画を見ていて自分も使いたくなってくる表現

洋画を見ていると、たまに「日常でも使ってみたくなる表現」と出くわす。

「○時の方向！」

敵のアジトへの潜入シーンとか、銃撃戦のシーンとか、戦闘機のパイロットの無線交信シーンとか。
大概は「敵方」のいる方向をアナログ時計の短針の向きになぞらえて表現する。

丸見えのはずの正面（０時／12時）で使うのはとってつけたようだし、
単純な真右（３時）・真左（９時）で使うのもわざとらしい。

やはり一番リアルなのは、右斜め後方（５時）・左斜め後方（７時）あたりか。
誰かと向かい合いで飯を食っていて、その人の斜め後方にいる人のことに注意を向けたい場合などに用いる。

「あなたの７時の方向に座ってる人だけど、どっかの民放のアナウンサーだよね？」

大事なのは、相手に「シチジのホウコウ？」と怪訝な顔をされても、
「あなたの『左斜め後ろ』ってことだよ」などと言い換えないことだ。
符牒はあくまで符牒のまま通さねばならない。


「いいニュースと悪いニュースがある。いいニュースは…。悪いニュースは…。」

この表現の難しいところは、まず最初に全体像を掌握した上で、
そこから演繹的に「良い方」と「悪い方」の２つの回答を導き出さねばならないことだ。
さらに、「いいニュース」と「悪いニュース」のどちらを先に言ってもいいが、
後から言う方のニュースは、何らかの「オチ」となっていなければならない。
「××とかけまして○○と解きます…」というなぞかけ同様、
定型のフレーズを口走ったら最後、確実にオチにまで持って行かねばならない。
これはかなり高度なテクニックを要する。

「いいニュースと悪いニュースがある。
　いいニュースは、明日からクリスマス・イブまで３連休ってことだ。
　悪いニュースは、一緒に過ごす相手もいなけりゃ、給料日前で金もないってことだ」

本当はもっとひねりを利かせるべきなんだろうが、
「とにかくこの言い回しの枠組みに落とし込んでみた」ってことに意義がある。

お粗末。

　　 　 　 　
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「人類滅亡の日」を迎えるにあたり

「マヤの大予言」によると、12月20日過ぎにも来るという「人類滅亡の日」。

いったいどうやって数十億の人類がいっぺんに滅亡するのかはわからないが、
もしもその「終末の日」が訪れることが事前に確定したとしたら。

まず言えるのは、「ひとりで迎えるだろう」ということだ。
誰かと一緒だと、ともに悲観し合って、いい影響をもたらし合わないと思う。
ひとりで淡々と迎える。先々のこと、終わりのことをあまり考えない。
時計も壊してしまう。カウントダウンなどしたくないので。

自宅でこたつにでもあたりながら迎えることにしよう。
ただ、もしかしたらもうすでに電気は止まっているかも知れない。
自分が「終末の日」にまで仕事をしようとは思わないのと同様に、
電気だの水道だののライフラインの関係者もみんな仕事を放っぽり出すだろう。
電気が来ないのなら石油ストーブにじっとあたるよ。

家からは外に出ない。頑丈に戸締まりをしたまま。
なにしろ「終末の日」の到来を前に、発狂したり、自暴自棄になったりした危険な連中が
町中に溢れ返っているだろうから。
どこから手に入れたのか、銃を乱射する奴だって出てくるかも知れない。
人類滅亡前につまらぬことで命を落としたくない。

本を読む。図書館から借りている本。もう返すことのない本。
面白い本なら我を忘れられるのでよい。
面白くない本なら眠くなるのでよい。そのまま寝てしまう。
普段はあまり飲むことのない酒の力も借りて、深い眠りにおちればいい。

寝ているうちにいつの間にか世界が終わっている…そんな終わり方がベストだ。

　　 　 　 　
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エアロバイク型発電機 安価で良質な普及品が出てこないものか

冬の間は室内に引きこもって運動不足になりがちだ。
家の中で手軽に運動…と言えば、エアロバイク。
運動不足解消とともに、体も温まって一石二鳥。
そればかりか、さらに発電までできてしまったら、一石三鳥ではないか。

ないのか？エアロバイク型発電機。

amazonで探してみると、こんなのはあるが、足こぎ部分だけでは心許ない。
やはり全身で力を込めるためには、腕で掴まるハンドル部分がないと。
（ちなみに、商品ジャンルとしては、ハンドルがあるのが「エアロバイク」、
ないのが「サイクルマシン」と呼び名が分かれているようだ）。
モチベーションを高めるには「走行距離」も出して欲しい。
「横浜まで走ればテレビが○時間見られるぞ！」とか。
長期間のハードな使用に耐える構造で、価格は１万円以内。
もちろん、性能の高い充電池付き。
業績悪化に苦しむパナソニックあたりが、新境地開拓として、いい物を作ってくれないだろうか。
「ジョーバ」などの健康家電、「ナノケア」などの美容家電、さらには「エネループ」などの充電池。
その技術を活用してもらって、ちょっと安っぽいイメージがつきまとう「エアロバイク」と、
半分おふざけのようなイメージがつきまとう「人力発電機」に、
新しい風を巻き起こして欲しいと思う。

　　

町中に無造作に置いてあるATMはやっぱり怖いな

新生銀のカード情報、盗難＝海外で641万円不正引き出し

新生銀行は18日、都内2カ所の現金自動預払機（ATM）で利用者のキャッシュカード情報が盗み出され、カンボジアで不正に現金を引き出されたと発表した。同日までに新生銀の顧客30人が計641万円の被害を受けており、いずれも偽造カードが使われた。新生銀は被害に遭った顧客には全額補償し、カードを再発行する。
新生銀によると、10月に目黒区自由が丘のATM1台、11月に台東区上野にあるATM1台にそれぞれカード情報を抜き取る「スキミング」機器や小型カメラが不正に設置され、新生銀や他の金融機関のカードの利用者計130人の暗証番号などが漏れた可能性がある。
利用者の内訳は、新生銀のキャッシュカードが71人、他行のキャッシュカードが54人、クレジットカードが5人。新生銀のカード利用者以外の被害は不明だ。他社カードの被害者には、カード発行金融機関に補償内容を問い合わせるよう求めている。
新生銀は「再発防止に努める」（IR・広報部）としており、警視庁に通報。ATMの警備も強化した。（時事通信）

新生銀行は給与振込や公共料金引き落としに使う「メインバンク」ではないけれど、
定期預金の利率がいいので一番多くの金を預けている。
実は今日もメインバンクから新生銀行の「２週間定期預金」へいくらか移し替えたばかり。
前々から新生銀行のＡＴＭは、地下鉄の駅改札の隅など、あまり目立たない、
下手をするとちょっと「薄暗い」感じがするところに置かれているのが気になっていた。
あれだと悪さを考える奴も出てくるだろうな…。
「警備強化」と言っても、人をずっと立たせておくわけでもないだろうし。
金を引き出されたのもカンボジアとあっては、犯人を捕まえるのも一苦労だろう。
新生銀行の預金の出し入れは郵便局のＡＴＭでもできるので、使うならそちらにしておこう。

　　 　 　 　
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期日前投票済ませる

出社前に衆院選と都知事選、最高裁裁判官国民審査の期日前投票を済ませた。投票日の混雑は嫌なので。

行く前に「日本政治.com」で「投票マッチング」を試してみた。
「消費税を増税すべきか？」など、20の質問について「賛成」「やや賛成」「中立」「やや反対」「反対」
と選んでいくと、「あなたの考えに最も近い政党」が選ばれる。

１回目は「民主党」。
２回目は少し考え直して入れてみて「日本未来の党」。

まあそんなところだろうな、と思った。その通りに投票したかどうかはまた別だが。

衆院選選挙区はおそらく死に票になるだろう。比例区の方はなんとか血肉となれば。

都知事選は宇都宮健児に入れた。でも多分猪瀬直樹で決まりだろう。
猪瀬直樹でも悪くはないと思うが、彼に「圧勝」させて勘違いはさせたくないので。

最高裁裁判官国民審査は全員×印。
もとよりこの審査で罷免されることなどないのだろうから、
×印を食らったという事実を踏まえて、緊張感をもって職務に臨んでもらえればいいと思う。

空いていたこともあり、入室してからすべて終えて出るまで、５分もかからなかったかも知れない。

さて、16日はどんな結果になるのか。

　　 　 　 　
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