tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」後任コンビが誰になるのかを妄想する

2017-01-06 17:37:04 | 雑感
大好きなシリーズだったテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」
1月2日放送の第25弾で、太川陽介・蛭子能収コンビが卒業してしまった。
ゴールできなかったのは残念。初日の会津若松・喜多方での停滞が響いたのか。
しかし、「こういう終わり方もバス旅らしい」という太川さんのコメントも案外腑に落ちた。
本当にお疲れ様でした。

さて、ファンとして気になるのは「後継コンビ」だ。どんな人がふさわしいんだろう?

秋に放送された“パイロット版”、「田中要次羽田圭介」だが、これはないな。

枯れたおじ(い)さんの蛭子さんが「カネ、カネ」と言うのは愛嬌があっても、
若い羽田が番組の冒頭で
「この番組はギャラが少ない、だから自著の宣伝でもしなきゃやってられない」
などと言ってのけるのは大いに鼻白んだ。ユーモアとも取れなかった。
誰もあなたにこれ以上芸能界に寄生し続けることなど望んでいないのだが。
取り立てて面白いわけでも、魅力的なわけでもないし。
“又吉便乗効果”のテレビ出演もそろそろ期限切れだろう。

年長でリーダーであるはずの田中要次にも特に魅力はなかった。
旅の初日、まだ夕方5時か6時頃に「旅といえば温泉だろ」と、石和温泉でバスを途中下車、
あっさりその日の行程を切り上げてしまったのは、VTRを見ていた太川さんでなくとも、
「なんだよ、これ」という感じだろう。羽田もその決定に流されるだけ。
あと田中には、「3人をまとめる」という気概も特になかったみたいだ。
バスの待ち時間で3人がバラバラに行動しているシーンが多かったのが印象的。
彼が勿体ぶって使う「…あるよ!」というフレーズは、
何かのドラマで彼が演じた役柄の台詞なんだろうか?
あいにくこちらはその元ネタを知らない。
流行っていないものを流行っているかのように使う、それはただ「鼻につく」のみ。

コンビに求められるポイント、それは「バラエティーに寄りすぎない」ことだと思う。
なんでも意識的に笑いに持っていく必要はないし、なんでも盛り上げようとする必要もない。
要するに、「“いかにも”なTV向きリアクション」はいらない。
この番組の魅力は「バラエティーの面白さ」ではなく、「ドキュメンタリーの面白さ」にあるわけだから。
蛭子さんから起こる笑いも、狙った笑いじゃないから面白いわけだし。
だから、お笑い芸人とか、リアクションが過多気味なタレント
勝俣州和柳沢慎吾内山信二野々村真彦摩呂など)は違うと思う。
それぞれ、嫌いじゃないし、持ち味があることも間違いないが、この番組には合わない。

◆太川さん枠=知的、でも堅苦しくない。街の人や共演者に溶け込みやすい。
TBSの安住アナあたりが適任のように思えるけど、当然これはあり得ない。
伊集院光なんかは絶対に旅を楽しんでくれそうだけど、歩くのは難ありか?
そう、歩くことを考えなきゃいけないから、太川さん(57)より若くなきゃダメだろう。
八嶋智人(46)、勝村政信(53)、寺脇康文(54)あたりが、
適度に「二枚目俳優」、適度に「知的」、適度に「ユーモアあり」でふさわしい気がするんだけど。

◆蛭子さん枠=「飄々」が味、いじり甲斐がある、不思議なムードメーカー
なぎら健壱なんかぴったりだと思う。あとは桑野信義とか。
藤田朋子の夫の桑山哲也なんかも面白いと思う。
なんだかみんな音楽関係になっちゃったけど。

以上、勝手な妄想。誰になるのか楽しみ。

お願いだから、石原良純とか杉村太蔵とかの安っぽいタレントは絶対にやめてね。
繰り返すけど、この番組はバラエティーというよりドキュメンタリー。
「本物感」が大切だから。