tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

婚活の現在(1)逆ギレの人

2012-10-06 23:43:07 | 雑感
婚活サイトに登録してメールのやりとりなどしている。

向こうからアプローチしてきた女性。

プロフィールやメールの文章のトーンにどうも危うさがある。

「自己啓発」を至上としている人に見受けられるような、
快活さやエネルギッシュさが「空回り」している印象。
メールのレスポンスはいいのだが、やっつけ仕事というか、反射的というか、
思いついたままの断片を、前置きもなく1行2行だけで寄越してくる。
「電車の乗り換えの空き時間にぱぱっと打ち込みました」というような感じだ。
1度でも読み返すことがあれば確実に直すであろう大胆なミスタイプもそのまんま。
質問に対する答えも噛み合わない。
もしかして外国人だろうか?と思ってしまうような日本語のズレもある。

それでも、それなりにきちんとした仕事もしているようだし、
実際に会ってみたら意外と好感触をもつことだってあるかも知れないと思い、
「会いませんか」と話を振ってみるが、まだ会うことはおろか、写真も見せられないという。

ならばしょうがない、「ごめんなさい」です、とメールを送ったのが昨日。
それに対して今日、逆ギレ気味のメールが来た。

こういう反応をしてしまう人も中にはいるのだろうなと想像できなくもなかったが、
実際に当たるのは初めてだ。

虚しい。

おぼろげとはいえ、可能性を懸けた(それは要するに「相手を信じた」ということだ)
相手のダークな本性が曝け出されてしまったこと。
「やっぱり終わりにして正解だった」という、“負の満足”しかないこと。
逆ギレメールの中に、またしてもその人の知性を裏付けるようなおかしな日本語が出てきたこと。
そして、そんな相手が「今の自分にちょうどいい相手」ということになってしまうのか…?
という不安がのしかかってくること。

思えば、「君子危うきに近寄らず」というセオリーからすれば、今回僕は突っ込み過ぎていた。
この人とは「ない」な…と結構はっきり感じていたのに、無理に先伸ばししていたし、
断る際も、いわゆる「フェイドアウト」で済ませておけばいいものを、ご丁寧に説明を加えすぎていた。
そんなことをすれば火がつきそうな相手だということは予感できたのに。

メールの文章は充分練って書いたし、敬意を失ったつもりもないが、
心の奥底にある相手への軽蔑の気持ちのようなものが出てしまったのかも知れない。
自己啓発を信条としていようが、知性に疑問があろうが、
その人だって一生懸命生きているのだから、断るにしても、
それを温かくくるむようなやり方が必要だったのだろう。

その辺が欠けているところがまた、僕の結婚できない理由かも知れない。

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