〇平成30年10月19日(金)(参加者18名)
《公方面影の道ウォーキング》 只安 健一(石井)
起床後、朝刊新聞の天気予報欄を見ると、曇時々晴の予報であり、雨の心配はなさそうでまずは
一安心である。
昨夜用意したリュックサックに弁当を入れて自宅を出発、団地発の徳島バスに乗車しJR徳島駅を目
指す。
JR徳島駅9時20分発の阿南行きに参加者の皆と一緒に乗車。わずか一両のワンマン列車でした
が、通勤時間帯を少し過ぎていたためか運よく全員が座ることが出来ました。約40分ほどで小さな無
人駅のJR中島駅に到着、車内で全員に声掛けを行い、下車しました。
駅前に、現地から参加したFさんを含め18名が集合したところで、本日のスケジュールと交通安全に
ついて全員の意識合わせをしたところで、いよいよ出発です。
県道大林・那賀川・阿南線の駅前通り(駅前通りとはいっても、人が誰もいない閑散とした通り)を進
み約5~6分ほどで、最初の目的地西光寺に到着しました。
西光寺は、足利義稙(よしたね)、足利義冬の室町幕府二代の公方、足利義冬以下阿波公方5人とそ
の縁者のお墓がある真言宗のお寺であります。今から約500年ほど前の戦国時代の歴史を感じなが
らお参りをしました。
足利家のお墓前
お寺には横の門から入ったため分かりませんでしたが、帰りに表門から出ると参道横の畑にコスモス
で形どった足利将軍家の家紋(足利二つ引量)を見つけ、早速皆で見学しました。
TVニュースによると、私達が訪れた2日前の10月17日、18日に阿南市において、「足利氏ゆかりの
2018年度総会」が行われ、総会に参加された「阿波公方」の子孫の男性がお寺を訪れ法要、お墓参
りを行ったようです。
足利将軍家の家紋
西光寺を後にして、細い道の住宅街を約30分ほど進むと大きな造りの三栗八幡神社に到着、本日
の交通安全を祈願の後、汗がひくまでしばらくの休憩。
休憩後、田園地帯が続く道を進んでいくと那賀川町古津の休耕田一面に咲き誇るコスモスが見え
てきた。このコスモス畑は、那賀川北岸の農家などでつくる「那賀川北岸地域広域保全協議会」が那賀
川、羽ノ浦両町で10カ所のコスモス畑を作っている一つです。色鮮やかできれいなコスモスに癒され
ながら「歴史民俗資料館」を目指し、ゆっくりしたペースで進みました。
ようやく前方に資料館の屋根を見つけ、少しばかり歩行速度が速くなりました。遅れることなく計画どお
りの時間に資料館に到着することが出来ました。
男性陣は資料館を見学しないで、昼食場所の「阿波公方の里・道の駅」を目指して先行出発。女性陣
は資料館をしばらく見学の後、資料館横にある「阿波公方」の居館「平島館」後も見学し、当時をしのび
ました。
本日の世話役(私)と女性陣は、男性陣を追うように県道を北進し、55号線バイパスを横断し、昼
過ぎに道の駅に到着し男性陣と合流。早速、おいしいお昼弁当の時間となりました。
道の駅の屋外に設置されたベンチに小グループに分かれ、それぞれ談笑をしながら楽しい昼食時
間を過ごしました。昼食後、店内散策、恒例の記念撮影を済ませてJR中島駅を目指して出発。
無事に中島駅に到着し、復路もワンマン列車で帰路につきました。
道の駅「公方の郷なかがわ」
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