2016年1月23日(土)
眉秋俳句会 通回 445回
眉秋新年俳句会を阿波観光ホテルで開催しました。
お客様に堤 紅蓮 様をお迎えして、実りある新年句会となりました。
第3回趣味の作品展をよりよいものにしょうと話し合いました。
名前の50音順で掲載します
大住 清美
厨より パン焼くによい 松納
振り向けば 梅咲き初めし 仁王門
加治 道子
山降りて 露天風呂にぞ 笹鳴けり
白梅の 香り枝間の 月に暈
堤 紅蓮
読経の 庭石にしみ 霜光る
遺影笑む 母の乳飲む 茶花の紅
日開 桃花
黎明の 煌めき清し(すがし) 寒の月
誰がために 燃ゆや真紅の 冬薔薇(ふゆそうび)
平井 孝子
地図なぞり 旅の思い出 寒椿
駅弁を 食す車窓に 雪の嶺
山田 昌代
晴れやかに 挨拶かわし 初仕事
水仙郷 花各々に 海を向く
吉岡 由子
注連縄や 戸ごとに向きの 異なりし
格子越え 神馬に話す 初詣
和田 偕子
同級生 傘寿に乾杯 女正月
神木の 幣(ぬさ)のまぶしや 初詣