〇平成28年6月8日(水)(参加者24名)
《岡山・下津井方面散策》(岡山県倉敷市) 駒田 彰男
健歩会の月1回の定例行事、6月は倉敷市下津井、児島方面の散策です。
梅雨入りしており、雨が心配されましたが、晴れ男、晴れ女の集団なのか、一降りの雨にも合わず,観光地の散策を楽しんできました。
中型観光バスの定員一杯の24名(男性14名、女性10名)で、各地の集合場所から乗り込み、最終出発地松茂とくとくターミナルを
9時に出発しました。
高松道を経由し最初の散策地は、瀬戸大橋のふもと、鷲羽山である。
駐車場からなだらかな坂道を散策し鷲羽山第一展望台までの人、鷲羽山ビジターセンターから更に展望台を目指す人、夫々体力に
合わせて瀬戸大橋の雄大な展望を楽しみ一汗かきました。
次に、下津井です。下津井は、江戸時代から栄えた古い港町で、かつては、北前船が運んできたニシン粕の荷下ろしや金毘羅参詣の
旅人などで大変振るわった町です。明治中期から昭和初期にかけてのたたずまいを再現し一階は座敷、茶の間、台所、二階は江戸から
明治にかけての生活用品や北前船関連の品々を展示している、下津井回船問屋の見学をし、バスで10分程度移動し、いよいよ昼食です。
昼食は、たこ飯、たこ刺し、たこ酢、たこ天、たこ・・・・、たこづくしで酒宴となりました。お店の方にその足で歩けるのか、とのお見送り
を受け、ほろ酔い加減で次の目的地野崎家旧宅、児島ジーンズストリートにバスで再移動です。
野崎家は製塩業と新田開発で財を成した野崎武佐衛門が天保から嘉永年間に次々に築いた民家で、敷地面積3000坪、建物床面積
1000坪近くあります。
中門から入ると濃いみどりの木々を背景とした本瓦葺の主屋群が軒を連ね、これと並んで威風堂々と軒を連ねる土蔵群れがあります。ま
た、庭園は枯山水で庭には各種の常緑樹が林立し3席の茶室もあり、平成18年には国の重要文化財(建造物)に指定されています。
案内人による野崎家と塩の歴史、製造方法の説明を受けながら、我々が幼少の頃使っていた家具、道具などの展示品を見、そのころの生
活を思い出しました。
野崎家旧宅の前通り約400mが児島ジーンズストリートです。児島地区は明治時代から繊維の町として知られていますが、ジーンスに
関しては1960年代に国内で最初に生産を手掛けたところで、国産ジーンズ発祥の地としてPRしており、レトロな雰囲気のある通りに販売
店を集積させジーンズ製品を販売しています。自由散策したが、平日のためか2~3割のお店しかオープンしておらず買い物客も少なく、人
通りもまばらで、寂しい感じでした。今回はどこの観光地も平日のためか閑散としておりのんびりと散策してきました。
これで本日の予定はすべて終了し、帰途につきました。みなさんお疲れ様でした。
(たこづくしの昼食会場前にて記念撮影)
