せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

コクサギの黄葉

2012-12-09 | 日記

薄暗い林の中で薄黄色にほのかに光を放つかのように立っている低木があった。葉の形から一見コブシかな?と思ったけれど近寄ってみると全く違う。


え?これは何?


冬芽と葉痕を見てびっくり。冬芽は緑と茶が交互になり、葉痕はまんまる。ミカン科コクサギだった。


その目で見れば沢ぞいにはコクサギがけっこうたくさん見られる。

アズマヤマアザミ

2012-12-09 | 日記

紅葉を見ながら林縁を歩いていくと、いまどきアザミらしき花が咲いている。


いつも見慣れたノアザミやトネアザミとは違って総苞は細くて白い毛がある。調べてみるとキク科アズマヤマアザミのようだ。


下の方の葉は大きい。


これは果実かな?

フサザクラ

2012-12-09 | 日記
一昨日は朝と夕方地震があってびっくり。これまでの経験から大きな地震は金曜日に起こる。昨夜フィギュアスケートでは真央ちゃんがGPファイナルで優勝してほっとしたのもつかの間、キム・ヨナが先ほどドイツでの復帰戦でいきなりショートプログラム今季最高点で復帰したとニュースが入ってきた。やはりキム・ヨナは浅田真央の最大のライバルだなあ。




沢づたいを歩いて行くとこのように果実をびっしりとつけている見慣れない木があちこちに見られた。街路樹や公園などでは見たことはない。


葉がまだ残っている枝があった。先端が尾状にとがり不揃いの粗い鋸歯がみえる。フサザクラ科フサザクラだった。春先に花弁もガクもない花をつけるらしい。見てみたい。

ダム湖周辺の紅葉

2012-12-09 | 日記
ここ数日は晴天が続いている。澄み渡った青空の高いところではおそらく冷たい冬の風が吹いているに違いない。山々の落葉樹の紅葉は赤や黄に点々と色付いてきて、まるで落とした絵具のように青空を背景に美しく浮かび上がる。車で少し走って山道に入り小さなダム湖周辺に近づいてくるとそこは四方が紅葉の山に囲まれていた。


朝日がいい具合に当っている。


信州や東北地方の紅葉、日光や京都の紅葉は見たことはないけれど、房総の紅葉も捨てたものではない。


この山もせいぜい200m程度の高さだろう。


遊歩道に従って歩いてくとイロハモミジやヤマモミジのカーテンが光を浴びて輝いている。


黄色から赤へのグラディエーションが美しい。


織田信長が作った金色に輝く安土城の「黄金 の間」を連想した。


それぞれ何の木だろうと一生懸命に見るのだけれど葉がよく見れない。


この鮮やかな黄もモミジだろうか?


割と近くに一本の黄葉があった。


拡大すると鋸歯のないカエデすなわちイタヤカエデであることがわかる。


この真っ赤に燃えるような紅葉はたぶんイロハモミジだろう。



燃えている。


まるで山が燃えているようだ。