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3冊目 『音のない世界と音のある世界をつなぐ』

2016-01-12 | 読書

 

 

音のない世界と音のある世界をつなぐ――ユニバーサルデザインで世界をかえたい! (岩波ジュニア新書)

松森 果林
岩波書店

「私の特性、そして強みは聞こえないことです。」

こんな文章で始まる『音のない世界と音のある世界をつなぐ』を今日尾道までの往復電車の中で読み終えました。

今年の3冊目です。一気に読ませてしまいます。もともとジュニア新書ということもあるのでしょう、とてもわかりやすい文章で書いてあります。

先ほどの文章は次のように続いていきます。

「私は小学校4年生までは両耳とも聞こえていたのが、ある日突然右耳が聞こえなくなり、そして、左耳の聴力も少しずつ失いました。                                                          つまり、「聞こえる世界地」と「聞こえない世界」そして「聞こえにくい世界」、この三つを実体験したことになります。

「聞こえないことが強み?!」って思われる方もいるかもしれません。でもこの三つの世界を体験したことで、聞こえる時よりずっと広い視野で物事を見たり、考えたりすることができるようになりました。。人は自分が経験していないことについては想像を働かせるしかありません。でも私はこれらを体験することで、自分の体験として自分んお言葉で語ることができます。だから「聞こえないこと」は私の強みなのです。

 

この初めからして 読みたい と思いませんか。

 

したは今朝の中国新聞の社説。政府が女性登用目標の達成を断念したとあります。

つまり、阿部さんの一億総活躍は出発からもう崩れているのですねえ。やる気なんかありません初めから。

 

コメント
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