花々に贈る短歌集

自然に身を委ね小さな息吹を感じていたい

割烹「辻政」

2017-03-30 18:35:22 | 短歌
「凍えたる 心しんまで 暖まる 締めの穴子で 蕩ける時間」

先週の週末の京都は、芯から冷えました。
寒さ振り切り伏見の「辻政」に連れて行ってもらいました。
カウンターでシェフの鮮やかな手さばきを見ながら、お薦め料理を。

つき出しの鯛の子、よこわのトロ、ふぐのぶつ切りと湯引き、間にうどの酢味噌和えを入れます。





お薦めの鯨ベーコンは絶品、白魚と春野菜の天ぷら、もろこと九条葱もこんがり焼いて優しい、締めの鯖寿司、穴子は皮を少し焼いて身の蕩け具合が芸術的。



京料理水の美味しさもあるけれど、こころに寄り添うような優しい味わいを感じました。