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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

伊那谷の食7

2005-12-24 20:44:44 | 飯田線の旅
 今夜は一応クリスマスイブらしいんだが、キリスト教徒でもユダヤ教徒でもない僕にとってはどうでもいいことなのだ。
 昨日ちょっと駅弁の話が出たので、今夜はそこを掘り下げてみたいと思う。飯田線は南北に細長く、そこに入り込んでいる弁当屋は2社。中部天竜あたりを境に南の壷屋と北部の伊那谷駅弁だ。どちらも弁当以外に駅そば屋も経営しているので、駅そば屋の暖簾あたりを見ると社名が書いてあるから分かりやすい。南の方は豊川稲荷があるので、いなり寿司の弁当がけっこう主流のようで、北部の伊那谷駅弁はごく普通の幕の内と昨日出た釜飯を商っている。他に駒ヶ根あたりでは「かつ弁」の名でソースカツ丼の弁当を売っているが、数が少ないのか人気があってすぐに売りきれるのだかは知らないが、なかなかお目にかかれない幻の弁当だったりする。
 僕はどの弁当が好きかと聞かれると、ダントツ一押しで「かつ弁」なのだ。だって安くて旨い。どこの会社や団体もスポンサーについてもらってる訳じゃないから、気をつかわずになんだって言える。
伊那谷駅弁の幕の内は実にありきたりの駅弁で面白みがないし、かつ弁に比べるとだいぶ高い。あれを喰うくらいなら駅そば屋でそばを喰う方が格段にましだ。
 そうそう、南部のいなり寿司は旨い。出来れば駅そば屋のきしめんと一緒に食べたい。
 飯田線はあれだけの長さがあり、駅も多いのに意外と駅弁の種類と売っている場所が少ない。旅の楽しみも半減だ。仕方なく豊橋や飯田のコンビニでおにぎりなんかを買いだめたりするが、それも考えてみればつまらない話だと思う。何とかなんないんだろうか?