田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

桃月園冬季強化キャンプ

2022-12-25 18:21:14 | その他

 12月中旬17~18の土日に、埼玉県川越近傍の桃月園キャンプ場で、我チームの冬季強化キャンプをやって来た。すでに何回か紹介しているが、川越線(埼京線)の指扇駅の近傍、荒川の河川敷にある小さなキャンプ場だ。都心からも近く、また交通の便も良い事から人気があり、毎週末はほぼすべてのサイトが埋まってしまう。

 

 現在も設備などが進歩し続けているキャンプ場で、最近は流行りのサウナが開業している。この三角木組みの看板の奥がサウナ、炊事場、トイレなどの水回り。左側がキャンプサイトA・B・Cになっている。右側がゴミ小屋。

 キャンプ場以外に、カフェも営業していて、河川敷のサイクリングロードからの自転車の来客も多い。

 このキャンプ場の良い所は「薪使いたい放題」のオプションが2,000円で付けられること。かなりの荷物になる薪を持参しなくてもいいし、使い切って困ることも、あるいは使い残して持て余すこともない。でかい椅子(実際にかなりでかい)の奥が薪小屋で、ここから必要な分だけサイトに運んで使う。

 我らのサイトは「D」ここだけ各サイトが木の柵で区切られて独立している。11時30分のチェックインを済ませ、早速設営に掛かる。今回は3m×3mの四角いタープを2枚繋げて三角屋根を作った。これで夕方から降ると予報されている雨をしのぐのだ。お隣はかなり大きなワンポールテントを張っている。

 

 タープの奥にテントを張る。これが今夜の宿だ。最近はこんな小さなテントをソロ以外で張っているキャンパーは見ない。このサイズでも昔は大人4人用と言われたのだ。

 三角屋根の下で、早速焚火ををやり始める。同時に飲み始める。素晴らしい休日の過ごし方だ。今回のキャンプのドレスコードはWW2のアメリカ軍。歩兵科中佐と大尉が寛いでいる。自分は宗教科少尉つまりは従軍神父だった。当然一番格下の自分が食事係を務める。

 これがA・B・Cサイト。地面に仕切り線はあるが柵などは無い。ソロのキャンパーあり、グループありで、思い思いのスタイルでキャンプを楽しんでいる。

 ここは、JRも駅からも近く、実際に少し大きな荷物を担いだり、カートで転がしたりして駅から来訪する客もチラホラと居る。サイトの周りが竹林なので風から守られていて過ごしやすい。等々、いい事もあるが、悪い事も少々ある。すぐ近くを埼京線が走っていて、しかも荒川を越える鉄橋を通るから、鉄道の騒音がある。しかも埼京線だから早朝から深夜まで頻繁に通過する。更にすぐ横が埼玉栄高校のグランドで、日中は野球少年の声が聞こえてくる。これらを総じて「騒音」と感じる人には向かない。キャンプは自然に親しみ・・・等の理想を第一に考えるキャンパーは利用しない方がいい。僕らのように、とにかく焚火がしたい!焚火を囲んで酒を飲みたい!!移動に手間をかけたくない!!!と言う人は一度利用してみるのも良いだろう。


千人塚冬季キャンプ

2022-12-16 22:15:09 | その他

 12月第1週末の3~4日に飯島町の千人塚公園にキャンプに行ってきた。1泊2日の慌ただしい行程だったが、なかなか楽しめました。

 キャンプ場のチェックイン時間が13時からなので、その前に伊那市に立ち寄って早めに昼食をとる。伊那市で食事となれば、それはもうここ「うしお」でローメンを食べる。

 開店は11時だが、開店前から行列ができる人気店だ。店が開いたら縄のれんをくぐって入店する。

食べるのは当然、ローメンだ

 ローメンが来る前に、ビールを注文。うしおの生ビール大は、ちゃんと1リットルサイズの大ジョッキで出てくる。大変好感がもてる。ローメン来る前にもう半分飲んじゃってるじゃん。

 ローメンを満喫したら千人塚に移動、センターハウスで受付を済ませて今宵のキャンプ施設、ロッジD棟に移動する。ロッジは現在は4棟営業していて、このD棟は並びの一番奥だ。

 中は2階建て構造で、1階がリビングやキッチンやら水回り、2階がロフトで寝室として使えるようになっている。このD棟だけが、ロフトに上がるのに梯子ではなく階段になっている。

 リビングスペースの上は吹き抜けの高い天井。お~、天井に扇風機が・・貴族かっ!

 小ぶりだがキッチン、それに冷蔵庫まである・・貴族かっ!

 奥にはシャワーと洗面台、温水便座付きトイレもある・・・・貴族かっ!!!

何と豪華なキャンプ施設だろう。我々のカラーではない。

 ロッジの前に焚火台やテーブルを設置して宴会場を開設する。「風が強い」と言うのは予約時に情報として分かっていたが、その通りにロッジ前の池側からかなりの強風が吹きつける。タープを壁として建てて風よけにする。これで焚火も安心してできる。

 設営が終わったら、さっそく飲み始める。おー、焼き肉&ビールだ。

夜になれば星がきれいなはずだが、全く見上げた記憶がない。まあ、かなり日が高い時間から飲み始めたから仕方ないか。

 次の日の朝、ロッジの目前の池を臨む。昨日の強風が嘘のように無風で、鏡のような水面、寒くてきれいな空気で酔いもさめる。

千人塚を訪れたのは5年ぶりくらいだ。その間に第何次かのキャンプブームが訪れ、ここも知らぬ間に高規格のキャンプ場になっていた。我々が泊まったロッジもかなり貴族だったが、これを超えるグランピング施設まであった。

 楽しかったです。


冬の川越点描 その2

2022-12-09 21:15:19 | その他

 間が空きました。

 さて、喜多院さんのお隣と言うか奥の方にあるのが、あまり目立たないし観光客もあまり来ないが、その名も「仙波東照宮」、そう東照宮だ。東照宮と言えば日光が夙に有名だが、静岡の久能山と、この川越の仙波東照宮が三大東照宮と呼ばれている。(3番目については他の説もありますよ、勿論)なにしろ喜多院さんが徳川家と縁が深い事もあり、「まあ、そうだろうねぇ」と納得なのだ。

 喜多院さんの鐘楼の脇を進むと、東照宮の階段に行きつく。お宮は小高い丘の上にあるのだが、これは人工的に土盛りして作ったのだそうだ。こちらは正門ではなく、閉鎖されている。

 で、こちらが正門。高さが不揃いで急な階段を上った先が東照宮さん。何故か参拝者が多い。

今年は川越市市制施行100周年の記念の年と言う訳で、今まで非公開だった社殿(奥の院)や宝物類、そして御神体を公開するので、これを見ておかない手はないと出かけたのだ。

 しかし、普段見せない物を見せる!ので、普段は取らない拝観料を階段下で徴収された。一人500円也、別に不満は無い。

 拝観料をとるだけあって、それなりに手が入っている。最近川越で流行りの花手水があった。左奥に写っている臨時売店(とは言わないよな)ではお札などを売っていた。

 立派な石灯篭が多数ある。さすが現在全国に130社あると言われる東照宮の中で三大と言われるだけはある。

 この赤い鉄扉の先が、普段は全く非公開のエリア。いや~、初めて入ります。当たり前だけど。

 

 

 これが普段は近寄れない奥の院、四面とも見事な彫刻で飾られている。ただ、日光と違うのはかなり色あせている事だ。長い間、補修の手が入っていないのだ。解説のおじさんの話を聞くと、「氏子が一人もいない」ので、補修したくても予算がないのだそうだ。う~~ん、三大東照宮でしょ、しかもお隣は喜多院さん。何とかしようよ川越市!

 この建物の中に御神体である東照大権現像が安置されている。小振りだが見事な像だった。御神体や重文の宝物類は撮影禁止との事で見るだけだった。

 見学を終えて階段を下りて帰る。階段下右側のテントが拝観料徴収所だ。

実に良い物を見ました。