12月中旬17~18の土日に、埼玉県川越近傍の桃月園キャンプ場で、我チームの冬季強化キャンプをやって来た。すでに何回か紹介しているが、川越線(埼京線)の指扇駅の近傍、荒川の河川敷にある小さなキャンプ場だ。都心からも近く、また交通の便も良い事から人気があり、毎週末はほぼすべてのサイトが埋まってしまう。
現在も設備などが進歩し続けているキャンプ場で、最近は流行りのサウナが開業している。この三角木組みの看板の奥がサウナ、炊事場、トイレなどの水回り。左側がキャンプサイトA・B・Cになっている。右側がゴミ小屋。
キャンプ場以外に、カフェも営業していて、河川敷のサイクリングロードからの自転車の来客も多い。
このキャンプ場の良い所は「薪使いたい放題」のオプションが2,000円で付けられること。かなりの荷物になる薪を持参しなくてもいいし、使い切って困ることも、あるいは使い残して持て余すこともない。でかい椅子(実際にかなりでかい)の奥が薪小屋で、ここから必要な分だけサイトに運んで使う。
我らのサイトは「D」ここだけ各サイトが木の柵で区切られて独立している。11時30分のチェックインを済ませ、早速設営に掛かる。今回は3m×3mの四角いタープを2枚繋げて三角屋根を作った。これで夕方から降ると予報されている雨をしのぐのだ。お隣はかなり大きなワンポールテントを張っている。
タープの奥にテントを張る。これが今夜の宿だ。最近はこんな小さなテントをソロ以外で張っているキャンパーは見ない。このサイズでも昔は大人4人用と言われたのだ。
三角屋根の下で、早速焚火ををやり始める。同時に飲み始める。素晴らしい休日の過ごし方だ。今回のキャンプのドレスコードはWW2のアメリカ軍。歩兵科中佐と大尉が寛いでいる。自分は宗教科少尉つまりは従軍神父だった。当然一番格下の自分が食事係を務める。
これがA・B・Cサイト。地面に仕切り線はあるが柵などは無い。ソロのキャンパーあり、グループありで、思い思いのスタイルでキャンプを楽しんでいる。
ここは、JRも駅からも近く、実際に少し大きな荷物を担いだり、カートで転がしたりして駅から来訪する客もチラホラと居る。サイトの周りが竹林なので風から守られていて過ごしやすい。等々、いい事もあるが、悪い事も少々ある。すぐ近くを埼京線が走っていて、しかも荒川を越える鉄橋を通るから、鉄道の騒音がある。しかも埼京線だから早朝から深夜まで頻繁に通過する。更にすぐ横が埼玉栄高校のグランドで、日中は野球少年の声が聞こえてくる。これらを総じて「騒音」と感じる人には向かない。キャンプは自然に親しみ・・・等の理想を第一に考えるキャンパーは利用しない方がいい。僕らのように、とにかく焚火がしたい!焚火を囲んで酒を飲みたい!!移動に手間をかけたくない!!!と言う人は一度利用してみるのも良いだろう。