田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

観光たばこ展 水田美術館 その2

2024-10-10 07:11:31 | その他

 都道府県ごとの観光たばこの後編です。水田美術館は城西大学内の施設で入館無料ですが、平日しか開館していないので、見学するのはちょっと大変です。また、公共交通機関だと、東武鉄道の生越線(東上線の支線)の川角駅から少々歩くことになります。

 観光の図柄をよく見ると、今ではもうなくなってしまった物や、残っているけど姿が変わったものなどがあり、つぶさに見るとなかなか面白いです。

 

 各県の名前の下に、県の木・鳥・花が表示されているので、それを見るのも面白いです。

 

 この展示で「観光たばこ」なるものがあったのを初めて知りました。現在たばこは「害のある物」「迷惑な物」といった印象や認識が強くて、こうした観光宣伝媒体としてはふさわしくなくなってしまいました。代わりに「健康を害する恐れが・・・」などと大きく書かれています。ちなみにこの観光たばこコレクションの持ち主は、喫煙しないそうです。

 そうそう、展示は全くタバコ臭はしないので、非喫煙者でも大丈夫です。


観光たばこ展 水田美術館 その1

2024-10-09 09:11:55 | その他

 かつて我が国には「観光たばこ」と呼ばれるものがあった。1993年迄は確かにあった(らしい)。僕の父親は物凄いヘビースモーカーでハイライトなどをばかすか吸っていたが、少なくとも僕の記憶にはこの「観光たばこ」のパッケージタバコの記憶はない。

 そんな観光たばこのパッケージを一堂に集めた展覧会が行われるというので見に行ってきました。場所は埼玉県毛呂山町にある城西大学にある水田美術館。大学内にある施設で、美術館と名乗っていますが小さ目の展示室が2室あるだけのチビ美術館で、入館・見学は無料です。

 

 展示の正式名は「パッケージ小噺 壱ノ巻 観光たばこにみる懐かしの日本」と少々長い。タバコの紙パッケージがテーマごとにパネルに展開されていました。なかなかの物量でした。壱ノ巻とあるからには弐ノ巻もあるという事でしょうか。

 各都道府県の観光たばこを北から順に紹介します。因みに展示物の写真撮影およびSNSなどでの紹介が許可されていました。

 

 ただ並べましたが、これで半分ですね。各県の観光名所などがデザインされています。確かたばこは売った自治体に税金が入るシステムだから、「タバコは町内で買いましょう」なんてスローガンが店頭に貼ってあったような記憶があります。

 後半に続く。

 


パトレイバー映画

2024-09-28 07:20:52 | その他

 ドングリの乾燥がまだ終わらないので次の行程に進めません。

そんな中で昨夜(9/27)イオンシネマ大井にリバイバル上映のパトレイバーを見に行ってきました。ほぼ30年前の映画と言うことになりますか。作品の時代設定が1999年、それが今や2024年になってもレイバーは実用化されませんでした。

 

 平日の夜で、館内の広いエントランスホールも閑散としていました。中央の明かるいカウンターはパップコーンやドリンクの販売カウンターで、その左横の青いのが観賞券の券売機です。

 

 上映は18:35からの1回のみです。

 

 観賞のおまけにもらったリーフレット。

 当時は最新で最高峰の画質だったと思いますが、いま改めて見るとCGも少なく、さすがに30年前の映画だと感じました。けっこう広い上映スクリーンに鑑賞客は自分を含めて6人しかいませんでした。


MVG2024参加報告 その2

2024-09-24 18:03:59 | その他

 9/21(土)朝から設営を始めて、汗だくになりつつ2時間ほどで自分たちの宿舎や宴会場が完成しました。場内アナウンスで「11時から開会式をやるので集合するように」との事でした。自分たちのチームはゲームの運営に係る立場ですし、開会式参加に異存はありません。開会式の直後にゲームの打ち合わせも予定されていましたので。

 

 ドイツ軍通信所テントの前にあった有線設置用の機材セットです。よくもまあこんな物をセットで個人が持っているものだと驚きます。

 

 犬を連れている参加者も多数いました。そもそも主催のサムズミリタリ屋の社長が犬連れでした。

 

 場内アナウンスで開会式集合が掛かりました。中央で指図しているのが主催のサムズ社長とデューク廣井氏です。

 自分が見た範囲では会場内にいる参加者の1/3程度が集まったみたいです。奥の方が広いキャンプエリアの方向にはスピーカーの音が届きにくく、開会式そのものに気が付かなかった人も多かったようです。また、既にヒストリカルで行動に入っているチームの多くは無視していたように感じます。(あくまでも僕の主観です)

 

 こうして見ると第二次大戦中のドイツ軍とアメリカ軍が多いですが、ここに集まっていないだけで、現用の各国軍隊、昭和の自衛隊、旧日本軍等々いろいろな陣営の参加者がいました。

 

 開会式の後に軍用車両のパレードの指示があって、ゲームの打ち合わせを軽くやって解散になりました。ゲームは13時から始める事になりました。初日のゲームは第二次大戦に縛るのではなく、軍服さえ着ていれば何でもありといった軽めのレギュレーションでした。

 ゲーム中の写真は1枚もありません。なにせ、連合軍チームの指揮官として部隊指揮しておりましたので、写真を撮る事が出来ませんでした。15時少し過ぎまで、楽しく動き回ってよい汗をかきました。

 

 ゲームが終わったら宴会タイム。鉄鍋でビーフシチューを作り、パンと赤ワインで愉快な時間を過ごしました。

 

 2日目はヒストリカルゲーム本番だし、各陣営の設営が終わった会場内を全部見て回ろうと予定していましたが、一夜明けて22日(日)は朝からの雨。しかもその後どんどん雨足が強くなり、9時には豪雨になる予報が出ました。浅間サーキットは火山灰土の野原であり、急な雨で危険な状態になる可能性が極めて高いので、サムズの社長から安全を確保するために撤収の指示が出ました。

 ここで突っ張って事故でも起きたら次回の開催はなくなってしまいます。各参加者たちは苦労して設営した陣地を雨の中で撤収して、解散となりました。

 結局メインの2日目は、何もイベントがなく(出来なく)て、雲散霧消にMVG2024は終わりました。

 

 おまけ 9/24(火)薄曇り。

 雨で濡れた天幕類を干しました。最近のキャンプ道具と違って、厚い布地のテントなので、乾かすのも一苦労でした。

あっけない幕切れでしたが、これでMVG2024レポートは終わりです。


MVG2024参加報告 その1

2024-09-23 08:42:21 | その他

 9月20日(金)~22日(日)の3日間、軽井沢にある浅間サーキット跡地でミリタリーイベント「MVG2024」が開催されました。MVGと言うのは、ミリタリー・ビーグル(軍用車)&ゲーム(サバゲ)の頭文字を繋げたもので、軍用車を走らせ、ミリタリーキャンプをして、ゲームも楽しむというイベントなのでした。参加するスタイルは様々で、リエナクト(歴史再現)に拘って、軍用テントを建て、掩体を掘って、WW2当時の戦場の雰囲気を楽しんでいる本格派から、自慢の軍用車両をただただ走らせたい派、ゲームをやりたい派等々。また、WW2のドイツ軍、アメリカ軍、イギリス軍、ロシア軍、日本軍、その他かなり珍しい軍に、現用アメリカ軍、自衛隊、昭和の自衛隊、ガルパンなどのアニメのコスプレ等、衣装も様々でした。

 金曜日の昼12時から開場され、有休をとったであろう参加者はいち早く入場して設営にいい場所(それぞれのスタイルに最適な場所と言う意味です)に陣地確保していたようです。自分たちは金曜の夜半に行動を開始し、高速の横川SAで仮眠休憩を取って、土曜日の朝6時のゲート開放に合わせて現地入りして橋頭保を確保しました。自分たちのチームは軽めにリエナクトで、ゲームに参加するスタイルです。

 会場入り口のゲート、夜間は閉鎖されていて朝6時に開放されます。既に数台の車が列を作って開場を待っています。ゲートにあるテントがイベント受付で、ここで参加費を払って入場します。僕らは宿営とゲーム参加なので¥5,000円でした。

 

 中隊級の部隊の指揮所を想定した大きなテントを建てます。そこそこ広い地積が必要で場所の選定にはちょっと悩みました。これが宿営用になります。

 

 宿営用テントの横に宴会用タープを張りました。これは米軍の個人用天幕、最近はパップテントとしてキャンパーに人気ですが、それを屋根にしています。もっと軽くて広いヘキサタープも持っていますが、それでは場の時代設定にあわないので、違和感のない道具立てが必要です。テーブルもイスも木製、食材なんかを入れているトロ箱(発泡スチロールの箱)もグレーに塗装しています。分かり難いですが、テントとタープの間にあるポリタンク(水缶)にもOD色のカバーを掛けて目立たなくしています。

 

 凡そキャンプ道具とは思えないような小道具も豊富にあります。そんな訳で、やたらと持ち込む道具が多く、しかも嵩張るから準備も、終わった後の整備も大変です。

 

 設営が終わってから大会本部に挨拶に行きました。天候は少し悪くて、小雨が降ったりやんだりしていましたが、土曜日午後も「ゲームをやりますのでよろしく」との言葉をいただきました。MVGでは僕らチームがゲームの参加部隊の指揮を仰せつかっています。

 

 実際に走れる軍用車両も多数参加していましたが、これは全く動けないハーフトラックのしかも制作途中。来年の完成を目指しているそうです。この様なものが道端に停まっているのもMVGの楽しみです。

 その2に続く。