田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

初夏の田切掃除07

2011-07-18 20:21:00 | 飯田線の旅
 三河槙原からやたら幅の狭い道を通って柿平駅に着いた。ここもまた周囲を林に囲まれた寂しい駅だ。
 見てのとおり片面ホームと待合室だけの簡素な造り。しかし金属製の手すりは近年増設された物だ。


 待合は扉の無い開放型。しまった背面を取り忘れた!


 その後特に寄る駅も無いので、一先ず飯田まで行って昼食。その後少し戻って下山村駅に着いた。横に大きいが開放型の待合室だけの駅だ。明日久しぶりにここ下山村駅から伊那上郷駅までの駅間を電車と競争するのだ。前に走ったのがいつだかはっきり記憶が無いほど久しぶりだ。だから一応コースの確認をしておくのが目的だ。


 因みに待合の背面がこれ。倒壊の危険があるのか、つっかえ棒が3本も立てかけてある。
まだ陽も高く暑いが、伊那上郷までの競争コースを下見に歩く。ほぼ全域で上り坂で、これを走りきるにはそれなりの体力がいる。例によって局長は汗だくで溶けそうになった。

 さて、これで本日の予定メニューは終了だ。買出しをして一番近くの道の駅で停まることにする。一番近くの道の駅は天竜峡と唐笠の間にある「コスモスの湯」のそばにある。道の駅での夜もいろいろ楽しいことがあったが省略します。

 一夜明けて競争本番まではだいぶ時間があるので、取り合えず天竜峡に向かう。足湯に入ろうと思ったのだが、朝はやっていなかった・・・残念。GW中ということもあり、天竜川には鯉のぼりが渡されていた。


 他にやることも無いので、定番の列車撮影をすることにした。天竜川の対岸で飯田線の鉄橋を見下ろせる位置に絶好の撮影ポイントを見つけた。
「わしの頭に、毛玉が着いてるだろ~っ!取っとけって言ったろ~に」
すみません部長。


 119系の2連だ。


 今度は119系の単行。1時間半ほど粘って撮れたのはこの2本だけだった。本数が少ない。


初夏の田切掃除06

2011-07-15 21:27:00 | 飯田線の旅
 湯谷温泉駅を出発し、飯田線の線路沿いを北上する。
しばらく行くと飯田線の第1番トンネルが見えてくる。トンネルポータルの左側に「1」と誇らしげに番号が掲げられている。この短いトンネルの先が三河槙原駅だ。


 三河槙原駅の駅舎。ここも木造の平屋だったが、コンクリート製に建て替わっている。
この駅舎の周りは広い範囲で綺麗に整備されている。愛知県民の森の玄関口だけのことはある。


 駅舎奥の便所も新築だ。自転車置き場も兼ねている。こうした水周りの整備は実は観光客の印象をよくする上で極めて重要なのだ。


 線路側から見た駅舎。ちょっとデザインに味気無さを感じる。


 ホームは島式で、上下線の交換が出来る。が、1番線の更に向こう奥にもう1本線路がある。しかも、その向こう側がどう見てもホームとして使えるように見える。これは現在はまったく使われていないお召し列車専用のホームなのだった。


 臨時列車の「そよ風トレイン」が入ってきた。これを撮る為だけに何人かの撮り鉄が駅周辺にいた。前とヘッドマークが変わったかな?トロッコファミリー号の実質的後継機だが、開放感がかなり乏しい。そよ風と言うより隙間風。


 走り去るそよ風トレイン。この車両の最大の魅力は全JR車両で一番大きい(多分)テーブルだ。お弁当や飲み物やつまみにビールなどを全部広げることが出来る。


初夏の田切掃除05

2011-07-12 21:45:00 | 飯田線の旅
 鳥居駅を後にして、写真のある駅は飛ばして、湯谷温泉を目指す。湯谷温泉駅につながる温泉街の路地に入る手前に足湯があった。足だけとは言え今回の旅初の温泉であるから早速入るというか足をつける。この日のお湯はかなり熱めで部長も大満足だ。でも、すぐに足が赤い靴下を履いたようになった。


 温泉街の路地を抜けて湯谷温泉駅に着いた。駅構内に駐車場があって車を止められた。
ここに来るのは何年ぶりだろう?こうして駅前に立つのは実に18年ぶりくらいだ。木造2階建ての大きな駅舎は、かつてホテルとして営業していたこともあると言うが、さすがにそんな昔の事は知らない。僕が知っているのは無人駅だった湯谷から、有人に戻って湯谷温泉駅と改名した頃からだ。有人化した時に、地元の期待も大きく、駅祭りを行った。懐かしい昔の思い出だ。


 ホームの側から降りてくるとこちらの面が正面になる。奥三河の秘湯、湯谷温泉の玄関口だ。


 ついでに裏側。駅家の裏の写真を撮る人は珍しいので、将来の駅舎研究家の為に記録しておこう。何か付帯していた建物を解体したのだろうか?トタンで塞いだ跡がある。


 駅舎の壁に貼ってあった案内看板。ゆ~ゆ~ありいなは、飯田線沿線での立ち寄り温泉施設の草分けで、当時はよく利用させてもらった。次第に沿線中~北部にも立ち寄り温泉が増えて、使わなくなった。何箇所かテープで消してある施設があるようで、老朽化か、あるいは客減少で止めてしまったのだろう。


 大きな駅舎の待合もやはり大きい。覗いてびっくりしたが、有人化の際にはこの広いスペースに地元の物産やお土産を売る売店があったのだ。それが綺麗さっぱり消えていた。利用客が少なくなったんだろうな~。
 更にびっくりしたのは・・写真奥手の角の壁に観光ポスターがずらっと貼ってある上の部分。ポスターより小さな写真が貼ってあるが、これは僕たちが駅祭りの時に貼った湯谷周辺の写真だ。なんと20年以上も貼りっぱなしだったのだ。20年若い僕も写っていた。


 湯谷温泉への歓迎のアーチ。駅敷地出口にある。最初に温泉街の路地に入った時から感じていたが、街の全体がすすけて古めかしくなっていた。ここもまた寂れゆく観光地なのかもしれない。


 駅の合体スタンプも未だに無事現役でした。これもまた、駅祭りの時に僕が作って贈呈した物です。・・・とにかく懐かしい湯谷温泉駅でした。

木崎湖夏キャンプ

2011-07-11 22:22:00 | その他
 実にお久しぶりです。まあ、いろいろありまして、更新がべた遅れ。しかもシリーズものがまったく完結していない!けど、7月9~10日の週末で、木崎湖畔にキャンプに行ってきました。2日間とも好天に恵まれ、実に楽しいキャンプでしたが、9日夜は早々と酔いつぶれて記憶が無いのが残念。何点か写真で紹介しましょう。

 8日(金)の深夜から移動で、9日早々と木崎湖入りしましたが、湖畔の温泉ゆ~ぷるが早朝営業(と言っても6時45分頃から)をしているので、深夜移動の疲れを癒す為に入る。すると、ホールにこんなんがいました。木彫りのツインズ。大きな丸太をチェンソーで荒く加工した物ですが、結構良く雰囲気が出てて面白い。大きさはほぼ実物大のようです。
 因みにキャンプ場の管理棟にもう1人、ティーチャーがいましたね。


 キャンプ場にて。記憶喪失の夜から一夜明けて10日早朝。湖を朝霧が包んで幻想的な光景。これが見られるのは陽の出のホンの少し前。陽が出てしまうと、霧がサーっと晴れてしまう。


 桟橋の近くに置いてあったカヌー。山の上に出た陽が湖面に反射している。


 こちらは同じくボート。風も無い静かな朝で、べた凪の湖面。


 キャンプ場をチェックアウトし、小熊山パラグライダー場に向かう。途中、子連れのニホンザル、山鳥、そして日本カモシカを目撃!びっくりですね。
 パラグライダー場から見下ろす木崎湖。さわやかな風が吹きぬけ、とてもいい気分。先客が一人いて、折り畳み椅子を出して、湖面を見下ろす斜面で読書をしていた。いい時間の使い方だと思う。


 天空の花畑。


 何度行っても木崎湖キャンプ場はいい。秋口にまた行きたい。