田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

東京近郊日帰りの旅6

2008-06-20 21:48:07 | その他
 カバ怖かったでしょ。あの薄ら笑ったような笑顔で追いかけられたら
ものすごく怖いですね。

 さて、海上自衛隊の横須賀基地には、公開日とは言え普通に海上自衛官
が闊歩している。 
 で、気が付いたのだが、いわゆるセーラー服を着てるのは「セーラー」
すなわち「水兵」なのだ。水兵ってのは、海軍の兵隊の内で兵士に相当する
階級にある者の事で、自衛隊の階級では2等海士~海士長までの若い隊員を言う。
つまり、その階級にある兵士は性別に関係なく「セーラー」だと思うんだが、
なぜか女性隊員はセーラー服を着ないのだ。セーラー服を着ているのは男ばかり。



 ジムニーの新型をOD色に塗装しただけの車を「官用車」として使用中なのだ。



 しらせのすぐお隣に停泊中の護衛艦の前部甲板にあった主砲。たぶん5インチ速射砲で、仰角も大きく高射砲としても使えるんじゃないかな?5インチという事で口径128ミリ、しかも単装砲(砲身が1本だけ)ではあまりにも非力に見える。昔の(旧帝国海軍)の戦艦の副砲サイズしかない。まあ、主力兵器はミサイルですから・・。



 感銘は「たかなみ」でした。興味のある方は開示のHPで検索してみてください。



 たかなみの隣に居るのは「あすか」たかなみは岸壁に接岸しているが、このあすかは接岸していない。
 「あすか」はここ横須賀所属の試験艦で、いろいろな搭載品の試験をしてるらしい。



 横須賀は軍港の街でした。

今あかされる衝撃の真実!

2008-06-12 20:42:46 | その他
 さて、パレオ君だ。ピンクの方は、後付で「パレナ」だが、青い方は最初っから「パレオ」君だ。この“パレオ”はパレオパラドキシアの前半部分を略して付けられた名前で、初登場は平成13年5月26日らしい。秩父鉄道の女性社員がデザインしたという噂も聞いたことがある。局長は大きな目が、どう見ても鼻の穴のように見える!と言っているが、そう言われればそう見えなくもないナ。



 どうっすか?鼻の穴にも見えるでしょ?
さて、じゃあ“パレオパラドキシア”って何だ?というと、秩父で発掘された海獣類の化石で、どんなやつかというと↓これ!



 う~ん、間の抜けたカバだ。この復元像は秩父のとある公園にあるのだ。



 アングルを変えてもう1枚。うわ~、頭でかっ!あまりかわいくない。キャラクター化されたパレオ君は、かなり「美化」というか「かわいい化」されてますね。



 親子でそろって・・・。尻を向けた一番デカイのが「パレオ君」、奥にいるのが「パレナちゃん」真ん中の小さいのがその子供ですね。ゆくゆくは秩父鉄道の方も子供が産まれるかもしれない。

 実は、パレオエクスプレスが初めて運転されたときは、この「カバそのもの」が車体に描かれてたんですが、さすがに子供には馴染まなかったようで・・・。

 今晩、カバに追いかけ回される夢を見ますよ~。

 

東京近郊日帰りの旅5

2008-06-09 22:35:42 | その他
 艦内を順路表示に従って進む。ほんの少しだけ幅が広い通路の壁にこれまで「しらせ」が寄港した際に送られたプレートが飾られている。外国のモノもあるが、国内の市の名前の入った物も多かった。ここでは皆が撮影の為に立ち止まるので、大渋滞である。



 床屋、歯科、病院のスペースが集中した一角に出た。もちろんあのくそ狭い通路に面して入り口があって、中もとても狭い。床屋など見ての通り椅子が一つだけだ。通路が狭いのに、ちゃんと張り出して床屋でお馴染みの「ねじりん棒」看板が出ているところが面白い。確か店の名は「タイガーカット」・・虎刈りだな。搭乗員(だったかな?)は無料と書いてあった。



 一度甲板に出る。ここから新たに列に並んで艦橋へ行けるのだが、渋滞が激しくて時間が掛かりそうなので断念。後部甲板の展示を見学に行く。↓艦載のヘリコプター。格納場所の節約の為、メインローターをすべて後方にまとめることが出来る。これは艦載用機体の特徴で、陸上装備のヘリにはローターを畳む機能はない。



 格納庫。ここにヘリが2台入るはずだ。中では南極の氷とか装備品が並べてあった。
上の白い丸い物はレーダーアンテナが入っているドーム。



 気象観測用のゾンデ。上げたり下げたりとデモンストレーションをやっていたが、この後で写真右側の少し頭が薄くなっている方が破裂して落ちてきた。





 南極の石、というより岩といった方がいいサイズですね。そういえばその昔駒ヶ根駅のホームにも有ったよね南極の石?これで艦の見学は一通り終了。出口の列も少し渋滞しているが、仕方がない。

東京近郊日帰りの旅4

2008-06-08 20:04:44 | その他
 カレーの昼食がすんだら、乗艦待ちの列も大分解消されたので、早速乗りに行く。



 ↑この建物が厚生棟。2階部分の食堂や売店があって、大きく張り出した3階は体育館だ。1階部分は駐車場になっているが、この日が車を閉め出して臨時の出店が出ていた。出店では各種海上自衛隊グッズやスナック類を売っていた。



 桟橋に接岸する「しらせ」、左に接岸している護衛艦2隻、右側の「たかなみ」とその左にいる「あすか」に比べても、大きいのがよく分かる。もちろん用途が違うのだから違って当たり前なのだ。護衛艦の方は戦闘用艦船なので海上部分の構造物を出来る限り低く作ってある。それは艦砲やミサイルにやられない為だ。一方戦闘用ではない「しらせ」はその必要がないので必要なだけの大きさで構造物を積み上げて大きくなっている。



 たぶん岸壁と船を守る為の緩衝材だろう。でっかいゴムの浮きだ。人と比べてその大きさがよく分かる。



 空身だから喫水線よりかなり上に船体が浮かんでいるのが分かる。午前中はこの岸壁にすごい行列が出来ていた。



 いよいよ乗艦口に迫る。見ての通り実用重視のラダーだけで、客船の乗船口に比べて極めて狭く、かつ角度が急だ。階段の踏み板の幅も狭く、隙間だらけだった。このためヒールの高い靴の女性や、小さな子供がなかなか渡れなくて、それが渋滞の原因だったようだ。



 暗くてすいません。艦内の通路はどこもこの程度の幅しかなく、大人が正面を向いてすれ違えない。天井も低く照明も少なく薄暗い。もの凄く閉塞感がある。客船と違い乗船者の快適性はそれほど重要な考慮事項ではないのだろう。この必要最小限度の通路は実用スペースに容積を割り振るのと船体構造の強化に寄与しているのだ。艦内は一方通行でグルッと見て回れるように、順路表示や立入禁止処置がしてあり、見学者はこの狭い通路を一列になってのろのろ進むのだ。

東京近郊日帰りの旅3

2008-06-07 21:56:05 | その他
 さてさて、まず駅すぐ横の門を入ると左右にこんなモノが飾ってある。



 錨↑とプロペラ(スクリュー)↓どちらも護衛艦のモノのようで、結構大きい。



 基地遠景。いや~、懐かしい。大分昔、ここを襲撃したことがあるんだよな~・・・
って犯罪か?いえ、仕事でね。オレンジのデカイやつが接岸してますね。



 という訳で、引退した3代目の砕氷艦「しらせ」の一般公開が行われていたのだ。
性能緒元は調べりゃあ出てくるが簡単に紹介すると、排水量11,600t全長134m前幅28mということで、輸送艦ましゅうがエントリーするまでは海上自衛隊で最大の護衛艦だった。まあ、護衛艦といっても南極観測用の輸送船で、自衛用の小銃以外は兵装をもっていない。横須賀といえば米海軍のベースもあり、航空母艦の公開なんかもあって見たことがあるが、さすがに空母に比べれば小さい。



 第一の門をくぐり少し進むと、もう一つ門がある。ここに警戒所があり、入ってくる観客の荷物検査をやっている。ここで簡単な身体検査と手荷物の中身の検査、それに空港などによくある金属探知器のゲートを通過して、やっと会場内に入る事になる。



 やっと船に近づいて撮影。このしらせは、ふじ・宗谷に続く3番艦だが、老朽化により引退となった。後続の4番艦は同じ「しらせ」を襲名するらしい。

 ちょうどお昼の時間帯で、人出もピークだろうか。しらせの見学入艦は約1時間待ちの行列になっているらしい。そこで、先に昼飯を済ませることにする。もちろん横須賀での食事なら「海軍カレー」で決まりだ。
 


 しらせが接岸している桟橋近くの建物が、体育館や売店が入った厚生棟で、ここの2階に売店や食堂があって、一般客向けに営業していた。行ってみると、この日の営業はカレーのみ1品!やるじゃないか海上自衛隊の売店!よしよし、早速食券を買って席に着く。横須賀海軍カレー460円。水はセルフサービス!↑
 具の少ないカレーだが、米はたっぷりだ。福神漬けもラッキョウもない。どちらかというと甘口で旨かったですよ。