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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

川越仙波浅間神社の初山祭り

2025-07-15 08:02:10 | 旅行

 川越の仙波にある浅間神社では毎年7月13日に曜日に関係なく初山祭りが行われます。2025年の7月13日はたまたま日曜日でした。浅間神社は富士山を神さまとして祀る神社で、祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。子育ての神が転じて子宝に恵まれる神としても信じられる女神で、まだ子供がいない新婚夫婦はここで子宝をお祈りします。

 ところで「浅間」は「あさま」ではなく「せんげん」と読みます。関東在住者だと軽井沢に浅間山(あさまやま)があるので「あさま」と読みがちです。

 多くの浅間神社には「富士塚」と呼ばれる富士山を模した塚(小山)があります。もともとあった山に少し手を入れたり、あるいは土を盛って築山を作ったりしてミニ富士山を築き、それに登ることで富士山に登ったのと同じご利益を得られるとされます。仙波浅間神社も富士山に見立てた小山の上に本殿があります。

 

 神社には駐車場がないので、川越駅から歩いて移動します。道が分かっていればそれほど距離はないので、たいして時間は掛かりません。神社が見えてきました。だいぶ手前から車両進入禁止の交通規制が行われています。日曜日で学校がお休みだったせいか、すぐ近くの仙波小学校の校庭が自転車駐輪場として開放されていました。

 

 「本殿参拝最後尾」のプラカードを持った人が立っていました。道に少しはみ出していますが、通行止めなので安全です。先ずは参拝を済ませたいので、列の最後尾に並びます。

 

 鳥居があって山の上の本殿に続く階段の下に向かって列が伸びています。日差しが強くて暑い日でしたから、日傘を差している人も多いです。僕のすぐ前に並んでいた若いカップルも日傘を差していたんですが、鳥居をくぐる際に日傘を一度畳んで、頭を下げてから鳥居をくぐっていました。うむ、礼儀正しいぞ、咲耶姫命もきっと願いを叶えて下さるだろう。こちらの鳥居は本殿正面ではなく、横手にある脇道です。

 

 境内はそれほど広くはないですが、お囃子が出ていました。秋の川越祭りの時にはこのお囃子と舞が山車で披露されます。

 

 初山祭りの名物「あんころ餅」が売られていました。川越の和菓子の老舗「くらづくり本舗」の出店で、富士山型のパッケージに入っていました。これを、お仲人や近親に配るのが習わしなのだそうです。最初に見た時は「あんこう餅」かと思った。そう言えば川越駅の改札前でも売ってたな。

 

 列がだいぶ進みました。

 

 これが本殿に登る、つまり富士山に登る階段です。すっげー急階段です。ここで渋滞を作って将棋倒しとか起きたら大変なので、下で登山規制をしています。登山規制・・本家富士山みたいだ。

 

 階段を上った先にすぐ本殿があって平坦部の地積が狭いので、一度に上がる人数を調整しています。本殿前の人がはけたら次の一団が登ります。

 

 本殿で作法にのっとり拝礼を済ませたら、脇に回って下山します。拝礼する際には、御神職がお祓いをしてくださいます。

 そもそも初山とは、過去1年間に結婚した花嫁さんや赤ちゃんを連れて仙波浅間神社でお払いをして、健康で元気に過ごせるようにと祈る行事だそうです。その際、赤ちゃんのおでこに朱印を押してもらい無病息災を祈ります。富士山へ生まれて初めて赤ちゃんが登る行事なので「初山」と呼ばれるそうです。写真は暗いですが、本殿の角の所で赤ちゃんのおでこに朱印を押しています。

 

 本殿は小振りですがなかなか重厚で立派な作りです。

 

 本殿の後ろに富士山頂に見立てた溶岩の小山があります。この様に富士山から溶岩を運んできて設置するのが富士塚のしきたりですが、現在は富士山から溶岩を持ち出すのは禁止されています。

 

 この山頂溶岩小山の裏に富士山の噴火口に見立てた穴があります。この聖地で開運及び安産を祈願するようです。

 

 本殿の後ろをグルっと回って下り出口に進みます。混雑による事故防止の為に一方通行になっています。写真パネルの展示があり、本殿の中、特に天井の様子が紹介されていました。それと同時に経年による傷みがあるので修復工事のための募金を募っていました。

 

 よく見ると屋根瓦が外れています。屋根が傷むと雨漏りが起こり、建物の屋台骨が腐ります。神道原理主義者の僕が少しではありますが寄付をしたのは言うまでもありません。咲耶姫命に好かれたいしな~。

 

 こちらが下り出口です。まあ、ちょっとしたミニ富士山登山ですから登りも下りも急階段です。

 

 神社前の道に露店がたくさん出ていました。人気の「ちいかわ」だ。確か最近、蔵造の一番街あたりに「にちいかわショップ」がオープンしたんだよなぁ。

 

 こちらが階段のまっすぐ前にある正面口の鳥居です。

 

 お面もいろいろ種類があるけど、目立つ上段に並んでいるのはやはり狐さんです。

 

 さすがに川越だけあり名物の「うなぎ」の露店がある!実は隣接する和食ファミレスの「とんでん」が出している店でした。昼飯前にうなぎを焼く匂いは反則技すれすれだよなぁ。

 

 来た時とは別の方向から車両進入禁止エリア出ました。まだ昼なので道もガラガラですが、日が落ちたら大混雑するのだそうです。

 

 もうだいぶ長く川越に住んでいますが、初山に出かけたのは初めてです。近くでも知らない事がまだまだあります。ちょっとした小さな旅を満喫できました。


何でこうなるの? 入間川橋梁遺構にて

2025-07-09 13:07:02 | 旅行

 入間川に架かる東武東上線入間川橋梁のすぐ横に旧線の遺構があるのは前に紹介しました。

↓参照

入間川橋梁の遺構

 この前、そこで何か工事をしているのを見かけたので写真を撮りに行ってきました。

 入間川橋梁のすぐ前に架かる小さな跨道橋です。奥が現役の東上線で、手前のレンガ造りの橋台が遺構です。鉄橋の前後には高さ制限を示す金属性のゲートが立っています。橋の下面の高さを超える何かが通過しようとした場合、挟まって動けなくなったり、橋そのものに損傷が出ると鉄道の運行に支障が起きるので、橋本体の手前に制限高と同じ高さのゲートを設けて橋の保全を図っているわけです。

 さて、そのゲート中央部を見ると、ペンキが剥げて変形しています。

 

 寄ってみました。強度が高いであろうH形鋼が結構変形しています。左に高さ制限標識が見えますが、制限高は3.5mだから、かなり背の高い車両がぶつかったんでしょう。奥側のゲートは無傷ですから、手前側から進行してきて、ここでぶつかったのだろうと思われます。

 ちょっと不思議なのはその変形具合です。手前側にめくれるように変形しているのが分かりますか?奥側からぶつかったなら、こちら側にめくれるのは分かるんですが・・・・何でこうなるの?

 キチキチに挟まった何かを無理やり手前に引っこ抜いたんだろうか??不謹慎かもしれないけど、その状況を見たかったなぁ。


べに花の町、埼玉県桶川市 その3 最終回

2025-06-29 14:33:48 | 旅行

 いよいよ3か所目、最後のべに花畑に向かいます。

 

 カーナビに住所を設定して地図を確認すると、そのべに花畑は「桶川市べに花ふるさと館」にあるようでした。これは大いに期待できそうです。何しろ「べに花ふるさと館」ですから紅花に関する資料が見られるかもしれない。駐車場に車を停めて案内看板で全体像を確認します。入口に長屋門があって、中庭を囲んで母屋と離れの和室、管理棟などがあります。

 

 なかなか大きな長屋門がありました。これだけでも普通の住宅の何倍もあります。

 

 長屋門の入り口には、手書きのオケちゃんがいました。なんか微妙な歪み加減や頭身が楽しいです。

 

 長屋門をくぐって、これが敷地の内側から見た長屋門の裏側です。駄菓子や地元農産物、軽食を売っている店と、小規模なギャラリーが併設されています。かき氷を売ってました。

 

 こちらがこのふるさと館のメインになる母屋です。ここで紅花染めに関する資料が見られるのかと期待していたのですが・・・残念ながらこの母屋は全館うどん屋でした。つまり食事処です。

 

 母屋の前には記念撮影用のパンダの顔出し看板がありました。何でだろう???桶川にパンダって全く関わりないと思うんですが。そういえば和歌山のパンダの人、4人とも中国に帰っちゃいましたね。

 別棟の管理棟にはうどん打ちの体験工房などもありましたが、「べに花」に関する工房やワークショップはありませんでした。かつて栄えた紅花染めに関する資料も全くないし・・・。さて、肝心のべに花畑はどこだろう?見当たらないけど。

 長屋門にある売店のお姉さんにたずねたところ、駐車場の前の道を渡った先にあるとの事でした。しかも今年は裏作年で花があまり咲かなかったと申し訳なさそうに教えてくれました。でも、まあいいや。見に行きましょう。

 

 道路の向こう側に花畑がありました。ん・・全然、花の気配がないな。

 

 横断歩道を渡って近くに行きます。

 

 裏作で花があまり咲かなかった上に、すでにほとんど散っていました。しかも、畑自体がすごく小さい。この日巡った3か所のべに花畑の中で一番小さいです。またしても頭の片隅に「桶川三大がっかり」というワードが浮かびました。

 

 駐車場の入り口に現役丸ポストがありました。しかし、「桶川市べに花ふるさと館」って名乗っている割に、べに花分が薄すぎないか?僕はお役所やら観光協会のちょうちん持ち記事を書いているわけではないので、自分で見て感じた事を率直に書いてますから、褒める時はちゃんと褒めるし、ダメなときはダメ出しをしています。

 産業としてはすでに過去のモノとなった紅花でしょうけど、町としてその産業文化を伝承していく気があるならこうしてプラっとやって来た僕のような観光客でも、もっと楽しく学習できるような場が欲しいです。

 おしまい。


べに花の町、埼玉県桶川市 その2

2025-06-26 07:27:28 | 旅行

 歴史民俗資料館(博物館)は規模の大小もありますが、多くの県・市・町・村にあります。ちょっと名前が長いので僕は「れきみん」と略して呼んでいます。道の駅のすぐ横に桶川市のれきみんがありました。道の駅からも歩いて移動できるようになっていました。この旅での来訪場所に予定していたので、当然立ち寄りました。

 

 この桶川市川田谷生涯学習センターの建屋の中にれきみんがあります。また、この施設は熱中症予防シェルターに指定されていて、炎天下の道の駅から避難してくる人も見られました。この入り口には歴史民俗資料館の看板が目立つようには出ていないので、あるのに気が付かない人も多いんじゃないかな。

 

 建屋の中に入ると、ロビーにまだ名前の決まっていない埴輪の人の案内看板がありました。ロビーは冷房が効いていて涼しいです。

 

 そう言っちゃうと失礼ですが、思っていた以上に広い資料館でした。マスコットキャラクターの元になった埴輪の人のレプリカが展示されていました。意外に小さかった。さて、ロビーは結構涼しかったのですが、資料館内はあまり冷房が効いていなくて、どちらかというと少し暑い。ゆっくり見たいと思いましたが、これじゃなぁ。

 

 何やら荘厳な感じで薄暗い中に照明が当たった仏像の人がいました。市内にある国指定重要文化財、泉福寺の木造阿弥陀如来坐像のレプリカだそうです。レプリカとはいえありがたい感じがします。いずれはご本人(仏像ですけど)にも会いに行きたいです。

 

 マスコットになった埴輪以外にも、普通な感じの埴輪の人も多数いました。

 

 桶川宿の大型模型がありました。中山道の日本橋から数えて6番目の宿場だったそうです。中山道に沿って家々が立ち並んでいる様子がよくわかります。

 

 荒川の河川敷にある旧軍施設の紹介パネルがありました。古い兵舎が残っていて見学できるようです。ここもいずれは行きたいと思います。

 このような展示物も、町の歴史などが分かってそれなりに面白いですが、僕がれきみんで一番面白いと感じるのは画像ライブラリーの放映展示です。町の古いお祭りなどの記録が流れていて、ついつい1時間くらいは見入ってしまいます。でも、展示室内が少し暑くて、モニター前に座っていても汗がながれました。全館内とは言わないけど、こんな画像展示しているところは停滞時間が長いから、もう少し空調を工夫してほしいです。見学無料の施設だし、贅沢を言ってはダメか。

 さて、一通り見学したら、次のべに花畑に向かいます。

 

 住所を頼りに車で少し移動したらべに花畑に着きました。ここにものぼりが立っています。

 

 畑の一角に鉄板敷きの駐車場がありました。おそらくお祭りあわせの臨時開設でしょう。奥に映り込んでいるガソリンスタンドは廃業していました。周囲に売店とか出店はありませんでした。

 

 このべに花畑は見ての通り広かったです。ここも既に花が散り始めていましたが、先週のべに花祭りの開催時だったらもっと鮮やかだったでしょう。

 

 最初に見た花畑のゆうに4~5倍の面積はありそうです。

 

 黄色や紅色の花が残っていました。公式キャラクターのオケちゃんの頭の花は黄色いので、べに花本来の花の色は黄色なのでしょうか。散る前に紅色が濃くなるのかもしれないです。

 

 れきみんでも紅花染めに関する資料がほんの1コーナーだけ展示されていました。花を摘んで発酵させ、染料の元になる紅餅と呼ばれる加工品を作るのだそうです。かつて桶川宿はその生産及び集散地として栄えたとの事でした。そして現在はと言うと、産業として成立するような規模でべに花の生産や、それに伴う染料の加工は行われていません。産業としては全く途絶えてしまったという事です。

 この畑も確かに広いですが、だからと言って産業として成立するほどは、べに花を大量に生産できないと思います。それでも小規模な染織工房はあるみたいですが、それを以って紅花の町と声高に言えるかは少々疑問に感じます。こういった事実を今回の旅で初めて知りました。

 その3に続く。


べに花の町、埼玉県桶川市 その1

2025-06-24 07:45:13 | 旅行

 僕の住んでいる埼玉県川越からそう遠くないところに桶川があります。車で1時間かからないくらいの距離感です。だからと言って、マンホールカードをもらいに行って、マンホールの現物を見る他はあまり馴染みのない土地でした。例によって新聞の地方版記事で6月14日(土)~15日(日)に「べに花祭り」を盛大に行いましたと、週が明けてから読みました。つまり知った時点で終わっていました。でも、祭りが終わったからって花が急に無くなるわけもないだろうから、21日(土)にべに花を見に行ってきました。

 いきなりですが、こいつが桶川市の公認マスコットキャラクター「オケちゃん」です。性別は秘密で、べに花を頭に乗せている、がプロフィール。少し設定が寂しいかなと感じます。この頭がキモで、べに花を乗せている・・と言うよりもべに花の被り物を被っているがより近いと思います。

 

 これがべに花の花です。確かにオケちゃんの頭部の形状にそっくりです。いや、寄せているのはオケちゃんの方でした。

 そんなこんなで、市のマスコットを筆頭に「べに花」が桶川市の主要な、あるいは代表的な農産物だと勝手に思い込んでいました。ネット上にある市の紹介記事でも、

 「かつて桶川は小麦や紅花など農産物の集散地、中山道の宿場町として栄えた。紅花は出羽の国に次いで全国で2番目の生産量を誇る「桶川臙脂」として全国に知られていました。」

 と書かれています。ちなみに「臙脂」とはエンジと読み、黒みがかった濃い赤色、つまりエンジ色の事です。広義ではそのエンジ色に染まる染料も臙脂と呼ぶみたいです。でも、紹介文の冒頭にある「かつて」が曲者で、つまり「今は違うよ~」と暗に示唆しているわけです。おいおい紹介しますが、今回はそんな実情を知る旅になりました。

 出発前に桶川市のHPで確認すると、べに花を見られる畑が4か所あるようです。そのうちの1か所は「摘み取り園」となっていますので、見る専用は残りの3か所です。住所を控えて全部見て回ることにしました。

 べに花祭りのパンフレット中面の会場案内図部分を切り出したものです。小さくてわかりにくいと思いますが、大体の地理的状況が掴めます。

 最初に向かったのはメイン会場のすぐ横の花畑でした。土地勘が極めて薄いので住所だけ見てもすぐに場所が想像できなかったので、ここを最初に選んだのは単なる偶然です。

 カーナビの案内通りに進むと花畑がありましたが、近くに駐車場の案内が見当たらない。でも「第1・第2臨時駐車場」いう看板が出ていて、ほぼ満車状態に車が停まっていました。祭りは先週終わってるのに何で?

 全く知りませんでしたが、最近開設されてTVでも盛んに取り上げられていた「道の駅 べに花の郷おけがわ」がすぐ横にありました。臨時駐車場は道の駅の混雑対策で、べに花畑の見学者用ではありませんでした。でも、道の駅利用者以外は駐車禁止という訳でもないようだし、べに花を見たらついでに道の駅も見てやろう!という事で車を停めました。べに花畑の周りにはまだのぼりが立っていました。

 

 小さいけどお立ち台もあって、花畑を見渡せるようになっていました。

 肝心のべに花は・・・・・なんかあまり咲いてない。というか、だいぶ散っちゃってスカスカしていました。これはお立ち台の上からの眺めですが、これで花畑ほぼ全景です。はっきり言って期待よりもかなり小さい。「桶川三大がっかり」なんてのが仮にあったとしたら、おそらく筆頭がこいつでしょう。

 

 咲き残っている花も少しはあったので、写真で切り取ればこんな風景も見られます。

 花畑のすぐ横が道の駅の裏口で、道の駅を通り越したその先に「城山公園」があります。城山公園自体は前をよく通るので存在は知っていました。でもTVでさんざん紹介されていた道の駅が公園の真ん前にあったとは知らなかった。

 

 道の駅の看板です。TVの影響はものすごくて、大変な人出です。そこそこ広い駐車場はほぼ満車で。外の臨時駐車場も車があふれていました。

 

 新規開設だけあり大変きれいな施設です。場内の車両通路も広めにとられていて走りやすそうです。 

 

 今年のべに花祭りは、パンフレットやHPではこの道の駅が「メイン会場」と紹介されていますが、去年迄はお隣の城山公園がメイン会場だっようです。今年の祭りの様子をレポートした記事のいくつかをネット上で見ましたが、面白いことに城山公園でお祭りがおこなわれて云々書いてありました。さて、どちらが本当だ?まさか実際に足を運びもしないで記事書いたんじゃないよな。

 

 140席の大食堂と看板出ていますが、これだけの人出をたったの140席でさばき切れる訳もなく、炎天下に長い行列ができていました。キッチンカーが出ていますが焼け石に水です。

 

 桶川で愛される男気トマト・・・確かトマトカレーって北本市でも名物だったよね。

 

 こんな手書き看板もありました。紅花の花言葉は「特別な人」か。ここの売店でべに花の花束を売っていました。道の駅は新しいだけあって各施設はきれいだし、地場産品などを扱う売店も面白い品揃えだしと大変いいのですが、とにかく混んでいる。TV民放各局がこぞって紹介していただけあって、すごい宣伝効果です。内心「TV局って他にネタ無かったのかよ」と思いましたが、桶川市としては嬉しい悲鳴でしょう。でも、それだけの人を受け止め切れるだけのキャパシティーは残念ながらありません。気になる人は半年くらいったってから出掛けた方がいいでしょう。

 

 こんな周辺紹介の看板がありました。道の駅裏口の石川川沿いに河津桜並木がある。もちろん桜の花の季節はとうに過ぎていますが、来年の春先は薄紅色の花が楽しめるかな。

 

 え~と、これがその石川川です。水路かよ、思っていたよりだいぶ細い。

 

 桶川市歴史民俗資料館、略称「れきみん」のPRキャラクターの名前人気投票がありました。投票の結果、一番多かった名前が付くようです。しかし、何で道の駅にれきみんのキャラクターが?と思ったら、駅にすぐ隣接してれきみんがありました。

 

 これです。生涯学習センターの建屋1階に歴史民族資料館が併設されているのでした。僕はれきみん好きで、訪れた市町村のれきみんは時間が許す範囲で出来るだけ見るようにしています。だからここは今回の旅でも訪れるつもりだった施設でした。べに花畑(想像よりだいぶ小さかった・・)とれきみん、ついでに話題の新しい道の駅の3施設を一度に見られました。

 その2に続く。