田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

埼玉県民の日の旅 5 最終回

2020-12-26 07:51:00 | その他
 柳生を後にして最後の目的駅羽生に向かう。
春日部まで戻る必要はなくて、途中の東武動物公園で降りて伊勢崎線に乗り換える。


 東武動物公園駅。構内のコンビニの壁も動物模様。


 撮影ポイントもありました。ここで撮影している子ずれの家族が何組もいました。
しかし、右横のコインロッカーが絵の一部にかぶってます。東武さんこれ何とかならないのかな?


 ホーム上では列車撮影している撮り鉄が多数見られた。僕と同じ県民の日きっぷ旅行者だろうか。


 東武動物公園で伊勢崎線に乗り換えて立った2駅の久喜で乗り換えになる。各停の旅はこうした乗り換えが多くちょっと不便だが、その反面、強制的に下車観光が出来るので発見もある。


 羽生に着きました。柳生から羽生と似た字面の駅です。こっちは剣豪ではなく銀盤の貴公子的雰囲気濃厚。


 ホーム階段に乗換案内が多数ペイントされています。


 自販機にこんな装飾が。ゆるキャラの「ムジナもん」です。これは前から知っていた。
「むじな藻」という絶滅危惧種の水草が元ネタになっています。


 こんなのもありました。ムジナもん以外にこれだけ羽生のゆるキャラがいるのは知らなかった。


 こちらは隣接する秩父鉄道の改札口。秩父鉄道も県民の日フリー切符が発売されていますが、今年は時間の関係でパス。来年はこちらも乗ってみようと思います。
記憶ではこの並びに駅蕎麦屋があったと期待していましたが、何もありませんでした。ここでも昼食にあり付けなかった。


 これで東武乗りつぶした美は終わり。久喜行に乗って帰ります。

 現在の飯田線のように食糧事情の悪さに苦戦する旅でした。家から持ち出した缶ビール2本だけが旅のお供で、追加のビールと昼食が取れなかった。
 結局、遅めのお昼は大宮駅の京浜東北線ホーム上の駅蕎麦で食べたのでした。

丸ノ内線旧型車両 その3

2020-12-08 17:37:00 | その他
 解体があまり進捗しないのですっかり気を抜いていましたが、今日久しぶりに川越に保存されていた丸ノ内線旧車両の様子を見に行きました。


 わかるでしょうか。車体がすべてなくなり、台車部分のみが残っています。


 ついに車体部の解体が終わったようです。車体だけでなく、線路も台車が乗っている部分を残して解体されています。


 恐らく台車の解体も行われるでしょう。

 かつてここには地下鉄丸ノ内線の旧型車両が丸々1両置いてありました。特に展示するとか公開するとかではなく、単に個人の趣味の所有物(収集物)のようでした。最初に見つけた時にはそこそこペンキの状態も良くいい感じの保存状態でしたが、その後はだんだんと風化してさびも出ていました。さらにその後に1回だけ塗装をし直してお色直しをしましたが、また劣化が進み、ついに解体処分となりました。

 何年かしたら誰もここに車両があった事なんか覚えていないでしょう。

埼玉県民の日の旅 4

2020-12-08 08:46:00 | 飯田線の旅
 新陰流の剣豪が闊歩する駅、柳生。


 柳生駅に着きました。例によって何もない田舎の駅でした。僕以外にも何人もカメラを持って降りる客がいたので、多分埼玉県民の日きっぷ利用の旅行者でしょう。


 片面ホーム2面の小さな駅。ホーム上は木造の屋根がかけられている。周囲には何もなくて閑散としている。


 何もないです。


 駅前に出る。空が青くて気持ちがいい。駅前にたたずんでいるのは僕と同じ列車で降りた客たち。
 駅前にはなぜか肉屋(精肉店)が1軒だけあった。何か揚げ物でもないかと思い覗いたが生肉しか売ってなかった。というわけでここでも食糧確保が出来なかった。


 何もないと言ったが、渡良瀬遊水地の最寄り駅になるようだ。渡良瀬遊水地は荒川の氾濫防止のための調整池で、上から見るとハート型をしているので人気があるが、そもそもハート形を認識するためには空高くに上がる必要がある。


 優等列車が何本か通過する。何せ他に見るものもないのでホームで撮影している人が多数いた。


 この鉄仮面は特急500系だな。


 さて、田舎の駅を堪能したら折り返しだ。次の目的地は東武動物公園駅。

そうだ、想像していた新陰流剣豪は見当たらなかった。もしかしたらそれほどの達人だから気配を消していたのかもしれない。

埼玉県民の日の旅 3

2020-12-07 18:47:00 | その他
 春日部駅で東武スカイツリーラインにスイッチし南を目指す。
車窓風景はそこそこ面白かったが、それでもこれと言ったイベントもなく谷塚駅に着いた。


 谷塚で「やつか」と読みます。ここも単に埼玉県境で切っただけなので普通に町の中の駅。特に見るものもなさそうなので、反対側の列車に乗って北上する。次の目的地は東武日光線の柳生駅。何か駅周辺に刀を差した剣豪でもいるのではないかと勝手な想像を膨らませて期待してしまう。


 車内は閑散としている。大型の液晶画面が3面も並んで設置されている。でもなぜか3面とも同じ絵面。なんか工夫がないというか情報量が少ない。


 ガラガラの車内。車窓に踏切の警報機が飛び去る。車窓を見ていると線路沿いで三脚を立て大きなレンズで写真を撮っている撮り鉄をチラホラ見た。天気も良くて空が抜けるように青いからいい写真が撮れるだろう。


 南栗橋に着きました。と言うよりここで強制的に下車させられて、この先に行くには乗り継ぎになった。しかも乗り換えの待ち時間が少し長い。駅及び駅周辺探検に出かけよう。


 階段にこんな表示がありました。間違えて慌てる人がそこそこいるんでしょうねぇ。


 改札脇にあった東武の売店。でも閉まっている。昼時でお腹も空いてきたので食事とビールでも買いたいと思ったんだけど、きっちり閉まっているから手に入らない。これが後々まで効くとは思わなかった。


 駅を出ましたが、見える範囲に店がない。食事も何よりビールが手に入らない!


 こんな看板がありました。東武の鉄道関連施設が纏まってあるようだ。関東私鉄マニアには有名なんだろうけど、こっちは何も事前知識なしに旅をしているから、こんなのに出会うのもまた楽しい。

 乗り継ぎ列車の時間が近づいてきたのでホームに戻る。これだけ開けた駅なのに見える範囲で何も食料が買えなかった。ひと昔以上前の飯田線南~中部みたいだ。


 通過列車でこんなのが来ました。

 乗り継いで、いよいよ次は剣豪が割拠する駅「柳生」!(根拠のない想像です)