総火演の一般公開日が1日だけになってから、入場券争奪戦の競争率がかなり高くなっているようで、常連の局長などは去年は40枚出して1枚しか当たらなかったそうだ。今年は50枚出すと息巻いていたが、往復はがき¥100×50枚=¥5,000で、かなり高額の出費である。これで1枚でも当たればまだ我慢も出来るが、中には「全く当たらない」不幸な人もいるのだろう。
局長からは前みたいに2日公開に戻してくれと要求されるが、僕にそんな権限はない。また、一般公開自体が、大サービス、おまけ的性格が強い。というのもこの演習の本来の目的は「富士学校に入校している幹部自衛官に対して、陸上自衛隊の保有している火器の実弾射撃を研修させる」事であるから、一般に公開する必要は全くないのだ。だから、昔は周辺住民などの自衛隊とつながりの深い関係者にサービスで見せていた、あるいは地連(現在は地本と改称)が入隊予定者に広報サービスの一環で見せていたものが、次第に一般に知れ渡るようになって、人気が高まり現在のような公募による入場券配布体制に至ったのである。
実は演習そのものは、ほぼ同じ内容で何日も繰り返し練習している。その中でも特に、本来目的の部内公開日と一般公開に向けての総合予行日の2回は、公開日と同じ内容・時程で行われる。部内公開日はその名の通り自衛官向けだが、総合予行日は、特定ルートで券を配布し民間人にも公開している。このルートに接触できれば演習公開日本番の券が当たらなくても、同様の内容で演習を見ることが出来る。ただし総合予行は平日なので、勤め人は有休を取る必要がでる。
特定ルートとは
1・地元の「地本」に入隊に適した人材がいるので見学させてほしいと言って接触を図る(後々面倒な事になっても知りません)
2・地元にある自衛隊協力会に入る
3・演習に関係ある自衛官と仲良くなって券を回してもらう(ただしすべての自衛官が入手可能ではない、むしろ一部の限られたセクションの人だけだ)
4・東富士演習場地権者などの地元有力者と仲良くなって、券を回してもらう
5・議員等のVIPになって招待してもらう
等である。どれもそう簡単にクリアできるような条件ではないが。
局長からは前みたいに2日公開に戻してくれと要求されるが、僕にそんな権限はない。また、一般公開自体が、大サービス、おまけ的性格が強い。というのもこの演習の本来の目的は「富士学校に入校している幹部自衛官に対して、陸上自衛隊の保有している火器の実弾射撃を研修させる」事であるから、一般に公開する必要は全くないのだ。だから、昔は周辺住民などの自衛隊とつながりの深い関係者にサービスで見せていた、あるいは地連(現在は地本と改称)が入隊予定者に広報サービスの一環で見せていたものが、次第に一般に知れ渡るようになって、人気が高まり現在のような公募による入場券配布体制に至ったのである。
実は演習そのものは、ほぼ同じ内容で何日も繰り返し練習している。その中でも特に、本来目的の部内公開日と一般公開に向けての総合予行日の2回は、公開日と同じ内容・時程で行われる。部内公開日はその名の通り自衛官向けだが、総合予行日は、特定ルートで券を配布し民間人にも公開している。このルートに接触できれば演習公開日本番の券が当たらなくても、同様の内容で演習を見ることが出来る。ただし総合予行は平日なので、勤め人は有休を取る必要がでる。
特定ルートとは
1・地元の「地本」に入隊に適した人材がいるので見学させてほしいと言って接触を図る(後々面倒な事になっても知りません)
2・地元にある自衛隊協力会に入る
3・演習に関係ある自衛官と仲良くなって券を回してもらう(ただしすべての自衛官が入手可能ではない、むしろ一部の限られたセクションの人だけだ)
4・東富士演習場地権者などの地元有力者と仲良くなって、券を回してもらう
5・議員等のVIPになって招待してもらう
等である。どれもそう簡単にクリアできるような条件ではないが。