巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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はじまりの鐘が鳴る

2017-09-30 21:45:56 | 
今まで数多くのことをやめてきました。
ですが、それ以上に多くのことを始めてきたんですよね。

『始まり > 終わり』という構図

この九月末日をもって、ひとつやめます。
始めたときの自己契約は守ったし、今ポジティブでいるしOKと判断。

そして、今やらねばならないことがある。他の誰かに委ねられないもの。
また始まる、そう遠くない未来に。

感傷的な筆納め

2017-09-30 00:55:04 | 
月の影

ハラハラと
一条の光を落とす

僕と君
僕と紙

僕は書く人、綴る人
だけど、文字で人生や世界を
描けると思うほど楽観的じゃない

君は優しい人、愛する人
だけど、愛情だけでこの世を
回せると思うほど盲信的じゃない

誰からも評価されぬ自由な世界で
ぬるま湯に甘え過ぎていたこの頃
豪雨に打たれ僕の心はズタズタさ
僕はたぶんこのまま壊れてしまう
冷え切った脳が弾ける音がするね
この腐った身も心も大地に返そう

もっと優しい詩を綴りたかった
もっと暖かい愛を感じたかった

悪夢だね、目の前に広がる世界で
この道を辿れば人生を全うできる
そんなに純粋でいられないだろう
誰ひとり、何ひとつ信じられない
世の中、不可思議なことばかりで
僕なんか自分自身さえも疑ってる

時計の針が時を一定のリズムで刻む
時は動く、僕は常に過去の自分だね
追い付かない今の自分を追い続ける
一秒前の自分は今の自分じゃないし
そもそも今の自分ってなんだろう?
過去の自分と向き合う暇などないね
そのタイムラグが命取りになるから

取り返しがつかないほどに
時間に支配されている人類
大人になるってこんな感じ?
きっと君も違和感あるよね

僕が過去に書いたこの文字を
神は遺言のように読み上げる
これを書いたのは一体誰だ?
価値を生まない言葉の羅列を

ひどく落ち込む夏の終わりを
ポジティブに〆ていきたいね
今宵もまた更けてきたから
明日の天気を占ってみよう?

明日はアウトドアを満喫予定
晴れの日だといいね

天に滴る星の雫が
宇宙を流れる川に染まる
激流に飲み込まれるように
後悔している場合じゃないね

決して期待通りにならぬ未来
出現を待ち続けているね
それが誰かも知らない
僕達のスーパースター

いつか君と成し遂げよう
現在、過去、未来からの卒業