巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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生涯現役

2017-09-14 01:39:57 | 
記憶を呼び起こそうか
一年と数日前になるね

すべてが時のいたずらと
思えるほどウブじゃない
四半世紀待ち続けた意地
譲らぬ思いは絶たれない

歴史を紐解けば分かるよ
不可能を可能にしてきた
不都合は好都合に
不自然はごく自然に
みんなで力を合わせたね

今日で一年の一区切りさ
誰も見たことない笑顔で
街を闊歩すると思うんだ
街中が地鳴りのようだね

立て続けに起きる幸せの連鎖
僕は僕の人生を赤く染めたい

あれから一年が経過したね
心沸き立つその瞬間が来る
心のざわめきは止まらない
自分の人生に重ね合わせる

あの頃とはもう別物だけど
そろそろ今を受け入れよう
平成二十八、二十九年の鯉
僕達はここまで強くなった

台風は逸れて虹が姿を現す
さあ、君の活躍の場面だ!
今こそ若鯉の真価を発揮中
子供並みに幼い連中だけど
とても頼もしい奴らなんだ

今の君達は厚い層に覆われた
まるでミルフィーユのようさ
剥がれても新しい面が次々と
尽きない機関銃の弾のように

陽光が翳り、夕闇が辺りを包む
風は凪いで、虫の音が聞こえる
ちょっとでも気を抜いたら寒い
もうそんな季節に近付いてるね

世界中と喜びを分かち合おうか
僕達は当たり前の日常を抜けて
真っ赤なスパイスをふりかける

春夏秋冬
今どこにいるの?
逢えなかったこの一年
探したって見つかりやしない
僕の立ち位置は変わり続けてるんだ

今日は昨日に、明日は今日に
追い回されてしまう人生だね
未来を生きる君が必要ならば
僕達の席を譲ろうじゃないか

仲間と幸せを分かち合うこと
誰にもできることじゃないね
ちょっと尊敬の念が湧いたよ
思わず涙腺が緩んでくるんだ

余計なことを考えてるうちに
着々と時計の針は回り続ける
一年前の歓喜が再燃するんだ

まだまだ、これは序章なんだ
僕達のサポートは続いていく
世代を超えて、子供のような
戦士達が僕らを勇気づけるね

四半世紀待ってわかったこと

僕達に引退はないんだ
最高のチームを創り上げるのは君だ