ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

パノラマ写真

2011-10-07 03:44:14 | 撮影
何か最近、ゼンマイ仕掛けの様な生活になってきた。

今朝も、3時半から仕事をしている。

しかし、全然儲からない(´;ω;`)

ネットに繋ぐと、毎日12時間以上働いているのに収益の上がらない社長はボタンをクリック・・・・なんて、
バナーが貼られている・・・クリックしちゃおうかな~??

理由は、何と言っても、このところの景気の悪さ。

日本では、リーダーシップを取るべき政治家が、あまりにも幼稚で、低レベルな論戦?
を繰り広げている様な気がしてならない。

何が悪いのか?理由はともあれ、日本もコノママ行けば、ギリシャの二の舞に・・・なんて專門家もいるようだ。

しかし、私はギリシャの二の舞なんて、生易しいモノでは無い様な気がしている・・・唯、漠然とだが・・・

ましてや、ヨーロッパ圏では、第2のギリシャ第3ギリシャが蠢いている昨今である。

又、アメリカでさえもカナリヤバイ状況だ。

この状況が加速すると・・・世界恐慌へ・・・・((((;゜Д゜))))、何て事は考えたくもない。

そんな状況の中、まだそんな事をしている場合?政治家の皆さん、もっと先を見据えた政策を立てて、
シッカリとはたらいてよ~。党利や私利を追求している場合じゃないですよ~


その理由の1つに、世界中が、中国経済に振り回されている現実がある・・様に思うのは、私だけだろうか?

レアアース一つとっても、輸出規制を掛けられれば直ぐに世界中が右往左往してしまう。

中国首脳は、この現実を面白くてシヨウガ無いと思っているに違いない。

良くも悪くも、世界中がその思惑の中に引きずり込まれて行ってしまっている様に思う。

特に、生産現場でそれが顕著である様に思う。短期的に見れば、ある意味、人件費が安いから、
生産コストが抑えられるので、利益確保の特効薬になるのだろうが・・・そんな事は、
長期的に安定して続かない様な気がする。

かつての日本が歩んで来た道と同じではないのか?それでも日本は、独自の技術を数多く生み出して来た。

しかし、中国は、基本的にパクリ文化だと思うのである。日本の大手や中堅の会社が中国に拠点を作る。
そこで、生産する為には、本来社外秘と言える様な技術も、現地の技術者に教えないと製品が出来ないのである。

これこそが、技術の垂れ流しであり、問題である様な気がする。

そのつけが、国内の空洞化を生み、雇用状況を悪化させている。


本来、社会主義国家の中国は、競争意識などなかった。

そんな訳で、農村部へ行くと、中国人は朝から仕事もせずに麻雀をしていた。
仕事は、頑張ってやっても、やらなくても収入は基本的に変わらない文化が、そこにはあった。

だから、仕事なんか一生懸命してみてもシヨウガ無い・・・と言う事だったのだが・・・
それでは経済の発展が無いと言う事で、中国政府が経済特区と言う政策を打ち出した。

そこに乗っかったのが、日本を始め世界中の生産会社の経営者達だ。
手っ取り早く利益を上げられる中国シフトをしたのである。何れ(既に)中国も人件費が高騰する。

そんな事は、社長は皆解っている?多分、その前に、儲けるだけ儲けようと言うのだろう。

最近では、沿岸部の人件費が高騰しているので、内陸の農村部にまでシフトして、安い人件費で
儲けようとしている様だ?

しかし、その企業、円高で毎日トンデモない金額の損失を生んでいる。

それが日本経済にもトンデモナク影響を与えている。

そこでの損失分は、もし国内生産に向けていれば回避出来たのでは無いのか?

国内の人件費や・雇用を犠牲にして現在の状況である。

会社経営は、博打ではないのである。行き過ぎた利益至上主義にも、ヨワッタモノだと思う。

欲かけばクソかく・・・である。何でもホドホドが良いのだろうか?しかし、それでは経済発展が・・・

しかし、その安い人件費もやがて高騰して中国シフトの意味をなさなくなる時が必ず来る・・・と言うか・・・
来る様な気がする。

その時は、世界中の大半の企業が立ち行かなくなる。その時、一体どうするのか?

現に、デパートなどで服を買っても、ほぼ中国製である。少し前は、安いものは中国製。
ある価格帯から上は日本製と言う様な構図になっていた・・・と思うのだが・・・現在では、
日本製の服は買う事すら難しい。

この事は、模型業界でも同様だ。先日、上海でホビーショーが開催された。

弊社にも、聞いたことがないメーカー数社から、招待状が届いた。
実際に行った訳ではないが、ネット上でその様子を見た。驚いた、すごい活気だ。

一体何社出展していたのだろう?

しかし良く見ると、海外のメーカーは殆ど出展が無い。日本から出展しているメーカーもある訳だから、
出展規制など無かったハズである。

先に述べた様な理由で、中国の技術が先進国に追いついてしまったのだ・・・というか・・・もしかしたら・・・?、追い抜いてしまっている。

日本でも、10月13日から幕張でホビーショーが開催される。

しかし、その案内を受け取った時に、私は愕然とした。

たったの16社しか、出展が無い。閑散としている。こんな事は初めてじゃないかと思う。

勿論、中国のメーカーなど出展していないし、中国のバイヤーが来る事はないだろう・・と思う。

OEMで安く製品を作っている内に、技術を垂れ流してしまったのだ。

元々模型用の技術である。直ぐにマネされてしまったのだと思う。

日本人は彼らをバカにして節があるが、彼らはバカではないのである。
唯、やり方が解らなかっただけで、どうしていいのか躊躇していただけなのである。

そこに、日本人が長年苦労して構築した、あらゆるノウハウを垂れ流してしまった。

その中の頭の(^v^)人達が、そのノウハウ・技術を基に発展させ、マネしたり違う切り口で商品化した。

既に模型の分野では、現在の日本には、魅力的な商品は少ないのである。

日本製はプロポ位しか売れない。

そのプロポをとって見ても、プロポしか売れないのである。

サーボとかレシーバーは、安い中国をはじめ、台湾製が横行している。

もはや、価格では太刀打ち出来ない状況にある。従って、価格では勝負出来ないので、
よりグレードの高い商品開発に力を入れるのだが・・・・その商品にアドバンテージがある内は、
良いのだが、それも長くは続かないだろうと思う。直ぐにマネされてしまうのではないか?

その時どうするのか?日本のメーカー頑張れと激を飛ばしたくなるのは・・・・私だけだろうか?

中国には、EMSと言う、OEM専門の会社がある。

しかし、その殆どは、日本の現地法人が使用済みで廃棄した様な生産ラインを使用している。
その設備には、当然日本企業の名前も入っている。

それを使用して、違うブランドの安い商品をガンガン生産しているのである。

人件費だけでは無い、設備をとって見てもコストが掛かっていないのである。


モノには、適正価格がある。しかし、その概念も何れ通用しなくなる時が来るのだろうか・・・?

良くも悪くも、又、意図するかしないかに係わらず、この状況でどう生き抜いて行くのか・・・・???

さしずめ、サバイバルゲームの様相を呈している昨今である。

そんな訳で、この現実を見た時、弊社ではどうすれば良いのか?・・・暗中模索の日々であるが、
良いアイデアが・・・無い。

取り敢えず他社との差別化を計る必要があると思い、高度300mから360゜撮影して、
360゜パノラマ写真を作成してみた。

作りっぱなしで、切り取っていないので、一見変な写真に見える。

果たして、こんな簡単な事で仕事になるのか・・・???

しかし、何か技術革新をしなければ・・・と思う、今日この頃である。


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