Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

停電時、役にたったもの

2012年03月11日 | Weblog

今日の午後2時46分。

家のテレビの前で、黙祷したら、本当に無音だった。

ご近所から、なんの音も聞こえない。

日本中に祈りがあふれただろうか。

 

1年前の地震のあと、停電した。

情報がなにもない。

そのとき、娘がもってきたのが中学でつくった「手回しラジオ」

息子のもある。

とにかく、つかったことがなくて、邪魔だから捨てようかとおもっていたくらい。

それが、静寂の中から音を出してくれたときの安堵感たら、類をみなかった。

それから、蝋燭にもお世話になった。

アウトドア用の強力なランタン。

これも、有り難かった。

大阪の身内の友人から、譲り受けた。

いろんな「役にたったもの」やありがたかったものがあるが

これらは、力強く、励ましてくれているようだった。

「音」と「明かり」は、人間にとって、とても大事なもの。

心を前向きにしてくれるものだ、と、しみじみとわかった。

暗闇の中で、少しの音と明かりで、希望がもてる、

そんな体験をした震災だった。

また、出番がなくなった昨今だが、居間に定位置ができた。