Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

香道

2011年02月09日 | Weblog

土曜日に、念願の香道体験をした。

香道は、和の文化の集大成であるから

私は、手がだせないなあ・・。とおもっていた。

一番、大きな問題は、お金がかかることと、もう、若くないこと。

贅沢なお姫さまの教養が必要なものである。

私が好きな要素がつまっているだろうだけに

手がだせないなあ・・。と。

今、いろんな和のジャンルの勉強をしている余裕はない。

鎌倉の香道体験は、時々、チェックしていたのだが

行く勇気がなかった。

 

 

しかし、近くの地区センターで、気軽に体験できるというので

応募していた。

 

がんばって着物をきていった。

といっても、いつもの普段着。

白いソックスが持ち物だったが

白いソックスがまともなものがなかったし、普段、着物をきることもあるのに

こんなときに着られないのは、ちょっと悔しかった。

白い足袋を堂々と履くチャンス。

この機会に、ちゃんとした組香を体験したかった私は、自分で、先生の近くに

ポジションをとり、「お正客さん」になってしまった。

 

雪月花の組香。

いつも、気軽にお香を焚いている私としては、当てたいところ。

初めての、聞香。

初めてのふんわりと温かいお香。初めての感覚。

そして、集中。

ああ、なんて、気持ちいい。

「雪」は少し、爽やかな香りがはいっている。

「月」は、「雪」に似ているが、爽やさがなく穏やか。

「花」は、前の二つと違って、甘い。

・・・と私なりに、メモをする。

 

いよいよ「出香」

 

単純に楽しかった。

 

一番先にお香を聞くことができたせいか、

香りの違いも、なんとか、わかり、「叶」をいただきました。(正解すると、「叶」と記録用紙にかいてくれる)

「叶」なんて、いい言葉だろう。

 

素敵な先生だった。

久しぶり・・・・・。あの緊張感と、優雅さ。

 

ただ、そのあと、センターで、先生を招聘するとかの代表に勝手に

決められそうになったり

サークルをたちあげる、どうのこうの・・って。

巻き込まれるのは、とても困惑した。

友人と逃げて、かふぇ・ゆらりにいき

煎茶セットを注文。

これが、目からうろこがおちる美味しさだった。

ああ、救われた。