Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

ひさしぶり

2009年11月11日 | Weblog
早々と、喪中のお知らせのはがきがきた。

高校時代の友人からでお母様が亡くなった。
大学時代、音大生の彼女にピアノを習っていたので
毎週、通っていたからお母様の話はよく
きいた。
元気で、現代的な考え方をもった方だった。


友人の親で、自分が知っている方が
なくなるのは、少なからず、ショックであった。

で、さきほど、時間が見繕って
電話した。
すると、彼女は、いたって、元気で忙しそうだった。
「Poncoは、あいかわらずマメやね。
ありがとう。」といったあと、少し話したが、
残されたお父様のこと、ほかの問題など
世間話になりかけると、突然
「ああ、話すと長くなるから
もう、きるわ!」といった。
これから、晩御飯をつくって
ピアノの出張レッスンにいくのだそうだ。

すごい、思い切りのよさだ。
久しぶりの友人に、こういうことが
いえる性格がうらやましい。

「私は元気だから。
お母さんだから、なくなって
長いこと、落ち込む人もいるけど、
私は、落ち込んだら、すぐ、元にもどるから。
私は、変わらないから。」といった。

「元気そうでよかった」と電話をきった。

ああ、そうなんだ。
「変わらないこと」ってなんて、いいんだろう。

彼女は、私の「体調はどう?」ときいてくれたし
(一番、ひどい状態のとき、最寄の駅まで会いにきてくれた)
まったく、人付き付き合いがないわけではないが、
なかなか、不思議な友人なのだ。

私は、ここのところ、残された母がなくなったら
どうしよう・・・。
とおもっていた。

彼女のたくましさというか、
現実主義は、
ちょっと刺激になった。

私は、こういう性格が、
いけないのかしら?
とおもってしまったが
「これは、これでいいのだ。
これも、私だから」とおもうことにした。