Travel for Fishing and Music

徒然なるままの雑記集+

ちくまに世話になる

2013-01-18 22:24:26 | 完全雑記
去年、最初の入院からまぁ良く本を読みました。
普段から興味のある物を片っ端から読む乱読ですが、
読み返しも含め、70冊位は読んだ計算。
まぁ時間はあったからね。

中でもちくま文庫には世話になった。
読み切りの良いエッセイやら紀行文が充実して
いるし、普段読まない文学書も結構楽しめた。

一番の収穫は高田渡の「バーボンストリートブルース」かな。
2年前ほどから高田渡が、マイブームになっていたのは、
ちょうど氏が亡くなった後に、吉祥寺のいせやで飲んだ事で、
あぁもう高田渡は居ないんだ、などと思って、
ちょっとしみじみ吉祥寺で飲んだ。
非常にシンプルな酔っ払いとして尊敬していたんだけどね。

著書にはそんな酔っ払いらしいエピソードや、
逆に真面目な氏の考え方が綴られております。快著。
同じちくま文庫に酒とつまみ編の「酔客万来」
にも高田渡との座の様子が有ります。
こちらも当然面白い。


その昔から、ちくま文庫には酒飲みが必ず読む
所謂「呑み読み」系の文庫が多数ある。
そんな本を読みながら、リハビリし、仕事し、治療しております(笑)。