Travel for Fishing and Music

徒然なるままの雑記集+

いま清志郎

2009-06-30 21:37:42 | 音楽
結構、いろいろなところでその死が悔やまれていたり、
自分も何となく喪失感みたいのがあって、だけどもそれについて
あまり多く考えないようにしてみたりしたけど、昔の作品聴いてみたりと
してみた。

RC=清志郎なわけではないのだけど、
清志郎ってのは、マニアックなのに判り易く、示せる名人だったなぁと。
自分の中では、おたくっぽさの微塵も感じさせない肉体感というか、
血にする技術と言うか、感性がやはり好きだったんだな。

なんというか、やはり仕事人、職人ってのが一番合いそうだなぁ、と
思うのだけど、それは少数意見なんでしょうかね。
噺家に通じる感性というか、コミュニケーションの達人なわけですよね。
音楽を通して、それをずっと続けてきた。

ときにそれは、ぼくであったり、やろうのことだったり、
タイマーのはなしであったりしているのだが、
やはり、この人は愛だろうな。愛。

愛なんて自分が言うと、すっげー嘘くさいのだけど、
愛なくして子供はやはり育てられないし、愛なくして仕事もできんのですよ。

愛ある人のところに人は集まってくるし、
愛が少ない人にはそれなりなわけです。

一日一回今日は愛があったのか、どうか考えてみると
何となく人生というか生活がよく判る気がする。

まず、自分の中に愛を芽生えさせなきゃ、愛し合う事は難しいですわ。
殺伐とした現代に説教のように響く言葉だと思うな。
「愛し合ってるかい?」

Do you love me?でも、
I love you.でもないわけだ。
これはまだまだ修行が足りませんよ、我々じゃ。

マイケルかぁ

2009-06-26 21:50:52 | 音楽
最初に合掌。

マイケルも死んでしまったんだな。
正直感慨がないんだが、音楽的な功績とか晩年の醜態とか、
そんなのどうでもいい気がするな。

一人のスーパースターの死だよ。
やはり物悲しい感じだよ。
あとは彼自身が、一生懸命真剣に生きたかどうか、そういうことなんだよね。
早いとか、遅いとかはあまり問題じゃないわけで…。

とはいえ、アメリカのポップカルチャーの一つの終わりは
確実に意味している死だと思う。
もうマイケルのようなイコンは現れないと正直思うし、
そういう時代でもないという現実もある。

死んで悔やまれる人間は、結果として幸せだったと思いたい。
それが自分じゃなくとも、世界中に泣いてくれる人がいるなんて、
すごい幸せなんじゃないか。
本望とは、生きている時の思いじゃない、と考えるならば。


夏の海

2009-06-24 22:36:02 | 釣り
に、まだ行けません…。
抜け駆けも計画してましたが、仕事でボツになるとは。
神様仏様は見ています。
きっと私の行いが良くないのでしょう。
こういう時は無理はいけませんね。

去年、適価で購入したペンシルを補強のため
いわゆる「漬け」にしようかと考えたが、アクションが急激に悪くなる
反省もあり、今年は「漬け」以外でコーティング補強を考えた結果、
「マニキュア・トップコート」の重ね塗りに決定。

100均の隠れた一品と言える、このトップコート。
インチキフライマンである私には超レコメンド商品で、
シーズンが近くなると、まとめ買いをしてしまう。
いろいろ種類はあるけども、ダイソーの品がフライのコート、
セメントがわりに最適。
ただし、繊細な渓流用のものはふつうのセメントが宜しいです。
コート厚になってドライフライが、ウェットになってしまうので注意。

ルアーのコーティングには重ね塗りが出来る粘性の低いタイプで
地道に何度も重ね塗る。これが微妙な光沢の層が出来て、いい感じ。
まぁ、フックの先端で削り取られる運命ですが、気持ちやっておくだけで
長持ちはします。
特にウッドベースのペンシルだとコート層が多少厚くなっても、
動きをスポイルすることも少なくなりますので、これはおすすめ。
乾燥時間も短くていいのですが、既に5日間で12回目くらい実施。
気持ち重たくなってきたので、これも終了か?

もう一つの色違いは、コニシの「SU」でボディを軽く整形した。
この「SU」もいんちきフライマンの必須アイテムだけど、
簡単に言えば粘性は高いけども、某液体を併用することでベトベトを回避し、
好きな形を作れたりします。

今回は特に策もなく、昔のツルペン(名作!)のように
ゴワゴワ感を出してみる。
…部分的に失敗。
で、某液体で整形するも、ちょっと不格好。
修正を試みるも、硬化時間が短いため、修正は最低限に!

で、こちらも修正を目的に粘性のあるトップコートで塗り塗り。
ちょいと格好は悪いが、微妙なごつごつがイレギュラーな動きを演出!
するかもしれません。

この2ケのペンシルのテストはいつなんでしょうか?
7月にはいけるだろうか…。



ぼくのすきなせんせい

2009-06-18 21:33:59 | 完全雑記
すきなせんせい、いたかなぁ?(笑)

唯一、自分の学生生活で好きな先生は小学校5、6年の担任のH先生だ。
若くて、強くて、物わかりのある、今考えるととんでもなく理想的な先生だった。

運動好きで、音楽好き、専門は国語だったと記憶しているけども、
どちらかと言えば、一緒に遊んでくれる親しみ易い先生だったかな。

当時、少しも珍しくなかったけども、
若い先生たちは、自然と集まってバンドみたいなものを作って、
学芸会(そんなやっていたんだねぇ)でライブをやったりしていた。
演目はおそらくPTAなんかの目もあるから決まってビートルズだったけども。

で、人生で初めて聴いたビートルズの曲はこの先生たちが演奏していた
「Day Tripper」だった。非常に耳に残り、数年後ギターを始めた際にも
弾いた、初めての曲だった。

先生は、当時走りだったVHSビデオの教材と称して、
チャップリンの映画を良く見せてくれた。
思えば、自分の映画と音楽の源は、この時期にあるな。

6年生にもなると、クラスの女の子がやけに女っぽくなり、
夏休みに結婚したばかりの先生のウチに遊び行くっていうんで、
自分も他の男子とともに誘われて行ったもんだが、そのときに
何故か女の子たちがお弁当を作ってきてくれて、男子は照れながら食べましたな。
自分は特に気にも止めていない娘に作ってもらって、恐縮しながら、
照れておりました。(だって好きでもない女の子だし)

そんで、その後なんか、その娘とうまくいかないのは、あんたのせいだ!
みたいに女子に囲まれて酷い思いもしましたけど、不条理ですよね。
今考えても…。

その後、しばらく先生の会うことはなかったけども、
成人して1回だけ、同窓会に参加出来た時に会えて、
正直にお礼を言った覚えがあります。
どんな言葉だったかは忘れたけども、いまの自分の好きな音楽に出会えたのも
その時、好きな音楽の話が出来たことも、全て先生のお陰だと。
先生は酔いながら、そうか、そうかとしか言わなかったけども、
嬉しそうな顔をしてたのが、嬉しかったなぁ。

そのあと、同級生の女の子と先生の思い出話をしながら、
夜が明けたのが、いまでも印象的な風景として残っていますが、
H先生は元気にしているかしら?

当時25、6の若い先生だったけども、
すでに30年近く過ぎているから、丁度釣り仲間のKさんや、
上司くらいの年なんだろうか。

何だか会ってみたいような気もするけど、どうかな。
昔みたいに、音楽の話が出来たらいいな。

あれこれ

2009-06-17 22:22:32 | 日常
5才の子に新生児。
二人子供もいると、何かとお金は掛かるし、これからはもっと掛かるんだけど、
あれこれと助成金やら、一時金やら、お祝いやらで、
出所が違うお金は幾らかもらえるのだけど、
正直、これが一桁づつ多ければ、結構楽じゃないのかなぁ、
もっと子供を産んで育てよう(うちはもう無理)、って気になるんじゃないか?

実際に、国なり自治体なりに子供が増えれば、
それなりにお金が掛かりまして、一時的にはとんでもない額になると
思いますが、一人頭の税金納付額を生涯分と見なすことの出来る日本なら、
決して高い投資ではないと思うんだがなぁ。

もっと援助しても良いんじゃない?
と同時に、援助が増えれば、独り身は丸損になるか。
公園一つ取っても、利用頻度じゃ子供有りと比較にならんからな。
何とかバランス良く出来んもんか。


また一人

2009-06-13 01:08:42 | 日常
会社の仲間が居なくなってしまった。
今回は、親会社の事業部売却だけども、
まぁ、親会社が震源地に近いこともあり、仕方の無い事もあるのだが、
たかが80年そこそこの人生で出会った仲間だ。
直接仕事に絡めなくとも、繋がりは持っていたいものだ。

だから、別れは言わなかった。
自分の人生には、こういう人間が多い。
また、いつか、どこかで会える。
あの世かもしれんが、そういうもんじゃなかろうか。

ただ「また会おう」と言うだけだけど、
それを判り合える人間関係ということが何より大事な訳で。

ガーミンいいですねぇ

2009-06-09 21:35:22 | 日常
会社の会議で、久々に地方の同僚に会う。
肉を喰い、酒を大いに飲んだ。
不景気は厳しいが、たまにはハメを外してもよかろう。
喰った、飲んだ。

翌日はまた会議なんだけども、
不思議と飲んだ割に体調は良く、集中。
同僚が持っていた新しいナビを見せてもらったが、
これが結構良かったな。
パーソナル・ナビ、ここに極まるって感じで、
必要のない機能や情報は省かれているし、さすがはガーミンの
GPSが性能高し。

インターフェースもフォントも含めて悪くないし、
なんせ、持ち歩けるし、楽しそう。

同僚は格安で手に入れたそうだが、
ビック価格ではまだ手が届かない。
ボーナスはまともに出そうなので、検討してみよう。

そろそろ

2009-06-07 22:02:37 | 日常
いやしかし、またというか、ずっとというか、
横浜は勝てませんなぁ。本当に勝てない。
一点差を逆転負け、5点も7点も取って負ける。負ける。負ける。

基本的に田代代行の姿勢は買いなんですけども、
近代野球はやはり「攻4、守り6」です。どんなに妥協しても。

素人の私が観て、ピッチャーが悪いかと言えば、
恐ろしく悪いとは思えないんですよ。
故障も多い、経験が浅い、そういうピッチャーばかりですが、
試合を観ていて思うのは、明らかに打たれる傾向にハマった
ピッチングをしているように思います。
これはどう考えたって、キャッチャーの領分ですよね。

FAで居なくなった捕手、FAで取った捕手共にいかがなものか?と
思うのですが、ここで思うのは大矢が何をしてたかのか、と
疑問が残る点です。
自分の分身となるキャッチャーを育てていないのか?
FAで取られた選手に入れ込んでいたのか?
また、そいつがFAを行使する、しないに関わらず横浜に残ると思ったのか?
また、それをサポートしないフロントがバックにいることが判らんかったのか?

いま、圧倒的な存在を持つ、大キャッチャーは日本球界にはいないと、
私はスポーツニュースなどを毎日観て思います。
10年、15年前まで、連勝するチームは恐ろしく連勝しました。
これは偶然では無いと確信しますけど、その時は必ずキャッチャーに
左右されてます。守りの要として、打の活躍を含めて。

そろそろ、事態を受け止めて動くフロントが必要だろう。
監督や、選手だけで勝てる、人を魅了する、そして究極的に稼げる野球を
する必要があるし、そのために何をすべきか、という人事が必要だ。

いまのままなら、また30年間待たなければならないか、と
思う自分のような阿呆はいいが、普通の現在的な野球好きは待てないと
思いますぞ。
どうか、「野球の判る」、「野球人のための」人事とマネージメントを
お願いします。
まだオールスター前ですので、今年できる事も多いと付け加えます。


本読みの時間

2009-06-04 22:18:55 | 日常
そろそろ自宅に奥さんと娘たちが帰ってきますね。
正直、一人生活もわびしく感じ始めております。
そして何より、食生活が寂しいですねぇ…。
野菜むしゃむしゃと喰いたい、この頃です。
まぁ、家族が帰ってくると、それはそれでまた反対のことを考えますが…。

一人になるとするのが、テレビを観るだったり、ネット依存になったり、と
いろいろあるのですが、ギターも弾いてるしで充実はします。
しかしながら、一番の充実ポイントは「落ち着いて本が読める」ですね。

日頃通勤読書がもっぱらでしたが、
落ち着いて読む本の良さよ、改めて実感です。
何と言うか、すごく身にしみて行くような読書のスタイルですね。

日頃から、あまり小説や物語は読みませんが、
こういう感じであれば、いろいろ読みたいものは増えてきますので、
学生時代以来、また図書館にお世話になるのかもしれません。

禁断の司馬&池波を部分解禁してしまいました。
老後の楽しみだったのですが、いつ死ぬか判らんし…。

まだ暑くなる夜を迎える前の静かで快適な気候のこの時期、
やはりいまは本を読んでいたい。


そこんとこ、勘違いしないでくれ!

2009-06-03 21:11:33 | 音楽
先々週に仕入れたCDをひたすら聴く。
Booker Tの「Potato Hole」。ジャガイモの穴?

何故この時期に新譜?
それはよく判りませんが、これが非常に良く出来た音です。
「ハモンドの錬金術師」という、しょうもない帯が恥ずかしい日本版ですが、
レーベルはあのエピタフです!?

このアルバムの正体は、たぶん企画モノなんでしょう。
アセンズ出身のDrive by Truckersがバックバンドでして、
ギターが全編に渡り、ニールヤング師匠。
どこにどういう接点なのかは良く判りませんが、ブッカーさんの
ロック寄りアプローチが現代的じゃなくて、非常に古臭いわけでもなくて
MG'sだと「間」が大切なんですが、ソロだと弾きまくるかと言えば
そうでもないので、非常に判りにくいのかも知れません。

でもね、単純に思うのは、
こういう職人さんがアメリカ音楽の懐深さ。
それこそお宝なんですよ。

だって、仮にいま自分にそこそこの才能があって、
そこそこ売れているアーティストなら、アメリカ行って録音でもすっか!と
やる気になれば、こういう職人を集めることって出来るんですよね。

言いたいのは、こういう職人さんがどういう境遇であれ、
音楽で生きていて、忘れた頃にリーダーアルバムも出せる、
極東の地でライブをやる、そんなことが出来る環境がまだある
アメリカ音楽の「地力」にまた感心しまして、ということ。

あの世に行ってしまったボスはS・クロッパーとダチだった。
メンフィスでも、マッスルショールズでも録音したんだよ。
うなるような職人の数々。これはかなり羨ましいことだ。

職人が生き残れない世界ってのは、たぶん息苦しかったり、
単純につまらん世界なのかもな、と。
そう思うと日本って職人が滅びていないかい?
いろいろな現場で…。