Travel for Fishing and Music

徒然なるままの雑記集+

釣りの道具話

2010-03-03 22:10:26 | 釣り
最近ちょいと時間も無く、大好きな釣り具屋巡りも出来ないでいるが、
ここのところ、やはり不景気なもんで、たぶん釣具屋も厳しいんだろう、
とか、勝手に考えておりますが、やはり厳しいご様子。

やっぱり釣り自体がどんなにいじくり回しても、新しいことなんて
そんなに無い訳で、性能も劇的に変わらないのに、お値段は高いのが
やはり趣味の世界なんですが、最新技術とかが一番実感しにくいのが
この業界の製品だったりします。

でもね、新しいものばかりじゃなくて、ヴィンテージものとかも
同じように存在して、道具として成り立っているのもこの世界で、
バイクの世界なんかにも近いかもしれないと、個人的には思うし、
バイク一台をカスタムするよりかは、安い趣味だと思いますが、
やはり◯◯作なんかだと、手が届かないわけです。

日本における2大釣り具メーカーの出自から、
最先端技術=素材や精密さ、みたいなことになりますけど、
実は素材屋さんの独壇場のような気もするんですね。

例えば糸ですけど、この何でもない釣り糸が実は一万円近いとか、
何も知らない人に教えると少し引きます。(実例:奥様)
かと言えば、100m100円みたいなものでも、まぁまず使えないってことは
ないので、素材屋さんの進歩は相当なものです。

今やどこの業界でも引っ張りだこな素材屋さんですけども、
その実はこの業界くらいしか、使い道は無かった時期も長かったと
思い出されるんですよね。
何せ、超一流の素材屋さんが、数千円の糸をラインナップしたりと、
その徒労な時期を知っているオジさんとしては、
陽の目が見れて良かったぁ、なんて思ったりもします。
膨大な開発費を掛けた製品がただの釣り糸でした!とかかなりバブリ-。
そういう贅沢な業界なのは、以外と釣りをする開発者ってのがこの世には
多くて、日夜自分の趣味に活かせねぇかなぁ~位に思っているんでしょう。

メタル系だとゴルフもあるか。
炭素系だと釣り具の独断場かもなぁ。

私の勤める業界はかなり縁遠く、趣味が仕事に直接活きる日はないかも
しれません。残念。