Travel for Fishing and Music

徒然なるままの雑記集+

ネズミ野郎の国

2007-05-19 23:20:57 | 日常
もう20年前になるか。
当時高校生だった自分らは、友人やそのまた友人と連れ立って、
東京ディスニーランドへ行った。

まぁ、当時の感想も大して残っていないのだが、
その時面白かったのは、友人Jが連れ立ってきていたYちゃんという
まぁ、狙っていた女の子といい感じになってきていた時に起こった
ハプニングが楽しかったことだ。

Yちゃんに近寄る奴は許せない!なんていま考えても少しおかしいJという
友人だったが、根は真面目でいい奴だったが、多少喧嘩っぱやく、
それでトラブルにみまれることも多々あった。

そんなJがYちゃんにサービス精神で抱きついたミッキーマウスのぬいぐるみに
自分に聞こえる位の声で言った。
…「あのネズミ野郎、ぜって~許さねぇぞ~ごらぁ~」
おい、相手は客商売だって言い聞かせたが、その3分後、
Yちゃんから既に離れ、他の客の相手をしていたミッキーの横腹を
一発抉っていた。決まったように見えたよ(笑)。

だけど、ぬいぐるみって分厚いのだろうか、
ちょっとたじろいだけど、また普通にミッキーはファンサービスに徹していた。
Jは少し落胆していた。
本当は決まったと感触を持ったのだろうな。
「あの野郎~」と繰り返すが、さすがに2回目は自分を含め、
周りの友人たちで止めた。笑いを堪えるのに必死だったけど…。
その後、そんなJはYちゃんとはお付き合いなんて出来なかった。
当たり前でしょうね。

そんなディズニーランドの思い出も20年前。
今回は子供と一緒に出掛けました。
ここは子供が楽しく過ごす場所ですので、それなりに楽しく過ごせました。
ならず者はさすがにいませんよね。

Amos the man of the god hand

2007-05-16 21:40:22 | 音楽
神様が酔っ払ったようなギター。
星屑のようなフレーズ。
見てきました、Amos Garrette。

感想はもう、うますぎっ!の一言です。
「手癖」を聴くギタープレーヤーだと思いますが、
あれは毎日練習しないと出来ない芸当です。

正直、歩く姿はアングロサクソン爺さんで、
「プルプル」と震えているようにも見えるんですけど…。
…ギターを持つと変りましたねぇ~。
恐ろしく白熱するインタープレイなんですけど、
恐ろしく丁寧なミュート。
そんで見る者、聴く者を魅了する例のプレイですな。
ジャズあり、カントリーあり、ロックンロールありで、
やはり良かったのはブルースかな。

アンコール前の最後に出てきたのは「イエイ!」
「Sleepwlk」です!
本当に凄すぎの超絶プレイに圧倒。
この曲、構成がすごくシンプルでいい曲なんですけど、
それを丁寧にプレイして気持ちイイ!
ちなみにJonattan Richmanもカバーしててその脱力感も良かったな。
自分も演ってみたい名曲です。

一番の収穫は、あんなお爺さん(失礼)だけども、
ギターを構えると人が変ったようにすんごいプレイが出てくる
ギャップですね。
自分はギターを持った渡り鳥的なプレイヤーが大好きでっす。