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徒然なるままの雑記集+

年度変わりじゃきに

2008-12-09 22:10:17 | 日常
ちゅーことで、外資は年度末です。
最悪の決算ですが、これは仕方がありません。
Nobody's foolですね。本当にそう思うしかありませんので。

だが、しかし…。
こういうご時世でも儲かるところは儲かる。
決して巨額の予算を贅沢に使うとか、そういう企業ではなく、
ちゃんとまともな決算をする企業というのが、確かにあります。

答えは「超ニッチ」とも言える「産業」でなく、
いわゆる「チュウショウ」こそがいまかなり熱いです。

答えは簡単。
「誰も~しない」。

一般的に、製造販売業は生産材にしても、消費材にしても
その分野で1番か、2番までに居れば利益を十分に得る成長企業と
判断される、ちょっとおかしな資本主義国家・日本ですが、
いま熱い企業は、1番しか熱くない業界で稼ぎをあげています。

おそらく、この日本で製造業で1番ということは、
世界でも希有な存在である訳で、当然世界シェアが1位な訳です。
そういう「チュウショウ」が以外に多いことを、ここのところ学んでいます。
そんな企業の特徴は、とにかく無駄が無い、ということに尽きます。

無駄な人材も無し、無駄な設備も無し。
無駄な投資もなければ、無駄と思われる全てを排除されています。
変わりにあるのが「ギリニンジョー」だったりします。
でも、これまでの日本の歴史を見ても、
「義理人情」が効率が悪い、なんて真面目に言った人間はいないでしょう。
でも、「義理人情」だってお上の「ばらまき」じゃないからね。
ここで必要なのは、「マナー」であり、「教養」であり、「ユーモア」
であり、「センス」であり、「扶助相互」ですので…。
某国の元首には理解はできんのでしょうな。


閑話休題。
最近の派遣切りは契約違反ならペナルティもんですが、
契約の範囲であるなら、これは正直かばいようの無いことです。
逆に日本人はもっと自分の契約する(サインする、判子を押す)書類を
マジマジと見るべきです。
そうして、自分の処遇を本当に真面目に考え、妥協するポイントを
真剣に考えるべき。働くとは、まず契約書にサインすることでしか
スタートはしませんので、良く考えるのが当たり前。
相手は一枚も二枚も上手だと理解すべき。
そう思えば、簡単に契約も出来ませんぜ。幾ら仕事だとしても。

私なんか、元はそんなもんメクラ判でしたが、
いまは必要以上に目を通しますよ。
保険会社の約款だって、良く見るとおかしなことがある、
ということにすぐ気がつくようになるはずです。


というわけで、年末。
もうあと半月ですが、がんばらな、いかん。